ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

血しぶきまいた師長が、ホルマリン漬けみたいな色して復帰した!

今日のお昼に食べたトンカツの肉のスジが歯に挟まってるのがなかなか取れなくて困惑しているねね(姉)です。

職場とか出先でも恥ずかしくなくスマートに、レディライクにすぽんっと取れる方法があればノーベル平和賞なんて容易くゲットできるはずです。

ねねなんてしがない31歳の婦人ですから、小さなストレスフリーが小さく積み重なって小さな平和を生むと信じてますのでね、
まぁその肉繊維もろ挟まりの歯で100%の笑顔を見せ、だれかが、「うわー、こいつ歯に肉片挟まってるのに全力で笑顔だよきもい」って笑ってくれたら、ねねの中の小さなマザーテレサなそいつが手応えを感じ今日も世界は平和だったと思えるはずです。

だから歯をもろ出しにして笑ったけど、今日もマスク着用にて誰にもねねのささやかな気遣いは伝わりませんでした。

しがないわぁ。



先日ナースコール前で謎の意識消失、からの転倒により、師長はおデコ損傷、新品のナースコール盤は血吹雪をくらい、いわく付きのナースコール盤となった事件から1週間。

先週のできごとはこちら↓



本日1週間ぶりに師長とご対面です。

もうこちらは朝からそわそわ。

師長さんどんなんになってるだろう、すごい傷と絆創膏で来るかな?
ブログに書けるかな?(不謹慎)
夏休みもうちょっと多く欲しいんだけどな(不謹慎不適切)
夏休みよこせよって、言えるかな(不謹慎不適切)


いろんな想いを抱え、いざっ、出勤!
今日も一番遅く出勤だぁ!

デスクに向かって何かをしている師長さんに背後から忍び寄ります。

ヒタヒタヒタ

ヒタ

ヒタヒタ


ねね
「師長さんおはようございます」
「具合どうですか?」

師長はゆっくりと振り向きます。

ギィィィ

クルリ

バッ

ねね
「(ドキドキ)」


師長
「あぁ、もうこれ、黄緑になっちゃってー、下りてきてこんなんなっちゃって!」
「前は黄緑だし、後ろはコブでぶよぶよで参ちゃったわよ~」
「でも脳は問題なかったからね。心配おかけしました。」 

ねね
「あひゃー心配しましたよぉ。痛そう。でも脳大丈夫でよかったですね。」

会話の解説
黄緑になっちゃって:どうやらおデコをぶつけて弾んだ衝撃で後ろに倒れ後頭部を打ったもよう(本人は記憶がない)

後頭部は俗に言うたんこぶでぶよぶよになってしまった。

おデコと生え際の付近に4cm程の傷ができ、絆創膏を貼っている

傷からの出血に加え、皮下出血もじわじわとあったようで、一時期はアザのように青紫に変色したおデコが徐々に血も引き黄色く変色している。(アザが治る前の、黄色っぽい色味)
それがおでこ全体に広がり、どんなにファンデーションを塗っても、チークを塗っても、齢を重ねた肌感とアザが紫から黄色へ変色してくる間の、青とも緑とも黄色とも言えない独特のにじみ出る色味が、

なんだかもう

言っちゃ悪いけど

ホルマリン?

浸かってた?

ホルマリン!

ホルマリン笑?!プフゥッ(ちょっと笑ってしまった)

毎日浸かってるよね、ホルマリン浴、今流行ってるから私もやってるんだ、って青汁飲む感覚で言ってくれそうなくらい、おデコだけが生きていなかった。

不自然さにはパッと見気付かないのですが、じーっと見てると

…ホルマリン。

と心の奥底からホルマリンの泉が湧き出てくるのです。

世界の名泉100選に選出されたかのようにふつふつと湧いて溢れるホルマリン疑惑。


もう師長さんのこと見られないから、見るのやめよ、とお互い背を向け別の仕事をし始めるのでした。


午後になり、医者が来て、
「師長!抜糸しましょうか!」
とナースステーションで、公開抜糸が始まります。

みんなが、固唾をのんで見守ります。

ホルマリン...(師長...)

抜糸は痛いからね、頑張ってね!


パチンッ

スゥー


パチンッ

スゥー

パチンッ

スゥー

パチンッ

痛いっ

ツゥーー



ホ、ホ、ホルマリーィン!(し、し、しちょぉーう!)

血が出てる!

イザコザで生々しく血が出てしまったホルマリン(師長)


医者
「ガーゼで押さえてて」

と言われ、糸を抜かれながら自分のおデコの出血を自分で拭うホルマリン(師長)


もう、かわいそうで見てられない。

いたそぉーと、外野はざわつきます。


ホルマリンッ(師長っ)あと少し、頑張って!
(高校野球女子マネージャーが応援するように)と念を送ります。


5針ほど抜糸し、処置終了。


傷も開かず無事に終わったようです。


変な色のホルマリン(師長)。

笑顔で

「ここが痛かったァ」

と出血部位を指します。


こちらも歯茎に肉片が挟まりつつ笑顔で
「いたそぉー」と共感的態度で接します。


午後のホルマリン事件を経て、1日が終わりました。


ホルマリン(師長)、早く元気になって欲しいなぁ。


なんて思いつつ帰り際「師長(ホルマリン)さん、ここ、夏休みくださいっ!」
とホルマリン懇願したので、抜糸後のホルマリンの頭を抱えさせるねねでした。(シフト変更は結構大変)

全然いたわってないんだな、口だけなんだな、そして、いたわるフリをしつつ、さらに追い討ちをかけるんだな、ねねは。
心の中の小さなマザーテレサが徘徊に出たようでそろそろ搜索願出しとかないとね。


今日のまとめ
  • 1週間休んだ師長はホルマリン漬けになって帰ってきた

以上、顔面の傷、というよりも皮下出血が厄介で、この色味はどんな化粧品を持ってしてても消せないから、顔の怪我をしないよう注意した方がいい、と実感したねねでした。