こんばんは、ねね(姉)です。
最近映画、見てますか?
ねねは見ていません。5年ほど前に見たっきりです。なぜ見なくなったのか。
見たい映画がそもそもそんなになくて、やってれば見る位の消極的な映画への気持ちに加え、2時間近くじっとしているのが苦手なんですね。
途中トイレにも行きたくなるし、そうとなったらどのタイミングで行くか?とか色々気が散って見れない。映画館でじっと座ることができない。集中できないのです。
だからトイレのないバスとか車とかすごく苦手なんですね。発想がシニアなんですけど、そういうとこ神経質になるって結構大変なんですよ。
おばあちゃんが遠出を渋るようになったらトイレへの不安を解消できる策を講じてから一緒に出掛けましょうね。ねねと出かけることがあれば、ねねへの配慮もよろしくお願いしたいです。(特にめめ)
そんなトイレとか閉所への不安を押しきってまでねねが見たかった映画とは。
夜は短し歩けよ乙女、です。
森見登美彦先生の小説を映画化したやつですね。
小説のほうは随分前に読んでいたのです。京大卒の完璧すぎる変人に面白い本はと聞いたらこの本を勧められたので。
読んでおもしろかったのと、ねねの大好きな星野源が声優をしているというので気になっていました。
なんとなく見に行く機械を逃しつつもいよいよ上映終了となる映画館が増えてきたので今日意を決して見に行きました。
チケットを買ったり、席を探したり、トイレに行ったり。それすらおぼつかない。
映画館に怯むねね。ポップコーンの匂いがあーこれ映画館の匂いだわと懐かしい気分になります。
選んだ席は随分前過ぎてちょっと見えずらかったです。
予告なげー、音でけー、え!山田孝之の映画なんてやるの?めめに教えてあげなきゃ、あー、映画泥棒のCM変わんないねぇ、などと思いながらいよいよ始まりました。
映画めちゃくちゃおもしろかったです。
ええ、映画おもしろい。
2時間弱あっという間でした。
星野源の声も、絵のおしゃれな感じも、ポップな色使いも、ハチャメチャストーリーも、全部よかったです。
感想が雑で申し訳ないんですけどね。
京都を舞台にしたこの夜は短し歩けよ乙女。
出町柳や下鴨神社、鴨川、新進堂など実際にある場所が架空の世界と私を結んで京都の街を闊歩している気分になります。
ストーリー展開はわかっていたのですが、これがあのシーンか、と映像が想像していた世界にもう少し肉付けして森見登美彦の世界を詳しく見せてくれた気分です。
京都の夜の楽しさを十分味わってきました。京都行ってないけど。
映像に圧倒されるというよりはテンポのよいストーリーに圧倒されて食い入るように見ていました。
おしっこトラブルに見舞われることもなく無事にエンドロールを見終わりほくほく大満足の気分でした。
帰り際、カップルで来ていた人たちを見て、(映画デートってめちゃくちゃおしゃれだな、この後カフェで感想とか言い合うんでしょ、楽しいに決まってんじゃん!)なんて羨ましくも感じつつ、そういえば映画デートする相手なんていなかったな、とも思いました。
10年位前にグロい映画をデートで見ましたけど。タイトルがぜんぜん思い出せないんですが、「お前ん頭ん中サーモンピンクサーモンピンクサーモンピンク!」と叫びながら撲殺するシーンを二人で見てうへーってなった思い出はありますよ。
その後サーモンピンクを見るたび「サーモンピンクサーモンピンク!」と笑いあっていましたが。
デートで見る映画はある程度ロマンチックなやつの方がいいかもしれません。
夜は短し歩けよ乙女はデート向きでした。とにかくいい!(もちろんお一人様でも良し)
楽しかった~とウキウキしながら映画館を出てゴリゴリにスパイスの効いたチャイが飲みたい欲があったのでマサラハットに行きました。
インド・ネパール料理 マサラハット/東長崎・池袋・原宿・代官山
インド・ネパール料理店です。
でかすぎて皿からはみ出すナン。食べ知れるか不安でしたが、ふかふかですので案外ペロリといけちゃいます。
カレーは日本人にも馴染みやすい味わい。
チキンカレーのチキンは最後までとっておく派ですよ。
そしておまちかねのチャイ。
スパイスはややマイルドですがこっくりしていて美味しかったです。チャイ目当てに行くインド料理屋さんの楽しいこと!
コーヒー紅茶を取り扱うお店は多いけど、チャイを出してくれるところってあんまりないんですよね。そりゃスタバやタリーズにもありますけど、お店ならではのスパイスの効かせ方の違いとか楽しみたいんですよね。
自称チャイ難民のチャイを求む旅は続く。
映画を見終わった後のんびりご飯を食べたりするのって楽しい~。
5年ぶりに行った映画はとても満足度の高いもので気になる映画があったらまた行こうと
思うねねでした。(あわよくば誰か、まだ見ぬ彼氏と行きたい)
映画館、めちゃくちゃいいですよ!オススメしますので是非映画館デートしてみてください。(時代錯誤も甚だしいばばあアドバイス)