こんばんは、ねね(姉)です。
多目的トイレというはてなブログを書いているpato_numeriさんというかたをご存じですか？
ねねはある日ひょんなことから多目的トイレを見つけ即読者になりました。
patoさんの魅力、それは本来表に出てこないような排泄の話を赤裸々に綴っていることです。
１番好きなのは
富士登山のススメで、事細かにトイレについて書いている。旅行記録がトイレメイン。でもトイレ情報って必要ですよね。トイレに行かない人はいないのだから。このブログは全国の腹弱人間の強い見方だと思いました。そこからpatoさんにはまり、更にはヌメリナイトというイベントをしているということでぜひ行ってみようと思ったのです。
ヌメリナイト2017～さよならだけどさよならじゃない～ ｜ 東京カルチャーカルチャー | ネットとリアルをつなぐソーシャル飲食店 | @nifty
チケットは割りとすぐ売り切れてしまったもよう。相当な人気イベントと察しました。
ここから先は昨日渋谷カルチャーカルチャーで行われたヌメリナイト2017～さよならだけどさよならじゃない～の話になります。
17時、渋谷に着くとどしゃ降りの雨、雷もわんわん鳴り響いています。
え？なにこれ？この雨に打たれろと？これはヌメリナイトの洗礼？雨で足元ヌメらせて行けばいいの？そういうことですか。行く前からヌメリナイトの禍々しい雰囲気にのまれてしまいます。
渋谷のちょっとこじゃれたところにカルチャーカルチャーはあって、下の階はプールテラスがあるおしゃれなカフェで、トークライブってアングラな場所でやるイメージでしたが見事に覆されました。
天井も高くてきれいなとこです。なにこれ～。
食べ物をつまみながら開演まで待ちます。会場は満席ぎゅうぎゅう。女性のかたも多く見受けられみなさんおきれいでびっくりしました。客層だけ見たらどんなおしゃれイベントがあるのかと思う位です。
待ち時間もスクリーンに映像が流れ、patoさんと思われる肥っているであろうおっさんのカラオケが延々PVにのって流れているのがもうすごくおもしろかったです。この時点でもうめちゃくちゃ笑っている。下手なのね、歌。で声で分かるの。この人肥ってるというのが。おかしくて仕方ない。
今までのヌメリナイトで作ったスライド枚数は6,000枚を越え、データ量は3,000GBを越えているという。ヌメリナイトってなんなんだ。怪しい自己啓発セミナーよりも熱意がすごそう。
18時開演となりました。
かわいい売り子さんが前説をし、いよいよpatoさんご本人登場です。
顔だしNGとのことで画像もなにもありませんが想像と違う感じの大男が出てきました！
うわ！生patoさん！想像と違う！違いすぎてびっくりした！
ブログや記事を読んで、大人しそうな肥った人というイメージでしたが、ハキハキしゃべる明るい肥った人でした。
このイベントのために用意したスライドは400枚、打ち上げ用に100枚とのこと。
密度すごい。３時間のイベントに400枚。
単純計算で１分間にスライド２～３枚をさばかないと終わらない。テンポがすごい。そんなイベント、ある？
ヌメリナイト最終回とのことで過去のヌメリナイトのおさらいなどもありました。
悪天候に見舞われるのがヌメリナイトの醍醐味だそうで、過去には大雪、トリプル台風、北朝鮮ミサイル発射などがあったそう。
昨日の大雨雷も納得です。イベント中渋谷の空はビカビカ雷光、停電したらイベント終了、裁きの雷なんて。patoさんのカルマに巻き込まれるヌメラー。果たしてスライド400枚を見きることができるのか！
メモをとりながら聞いていたのですが途中で聞き入り過ぎて全貌はレポートできませんが一部をかいつまんで。
今年富士山ゼロアタックに挑んだpatoさん。
海抜ゼロ㍍からのスタートを、とのことで海に行くpatoさん。はてなブックマークで叩かれるのを気にして記事を書くそうで記事に書けないこともお話下さりました。
天候不慮の中ゼロアタック、服がずぶ濡れ、ずっと同じ靴下を履いていたから足が臭くて空間に強烈な臭いを遺すpatoシステム。富士登山って臭い人が紛れているかもしれないと思ったとたんにいいや登りたくないわと思わせる。
７時半の時点で時計が７時５分で止まっていることに気づくpatoさん。時空がねじれてる、30分ワープしてるとアセアセしていました。ちょっとした言い回しが面白い人です。
その後、エロ動画総選挙が始まります。
エロ動画が始まると気配を機敏に察知してスタッフがさっとカーテンを閉めるのお家芸みたいでした。
無茶苦茶なエロ動画ばっかりでみんなよくこんなの見つけてくるなぁと笑いながら食べるご飯はなに食べてるかわからなかったです。
ヌメリナイトではイデア、というのがお決まりらしく30分くらい哲学的な意味のない話をするのが恒例らしいです。
イデア全然わからない。イデアを説明する博士みたいなやつは死んだらしい、頭に天使のわっかをつけていました。死んでも説明したいイデアがあるのか。
さよならという言葉について、深い話を説明してくれました。さよならは終わりの言葉、そして次への接続語。すごい、すごい深いしかっこいいよ、でも話してるのポッチャリしたよく分からないおっさんだからときめいたりしない。大丈夫、恋心わしづかみにされてもおかしくない良いことを言っているけど恋心はつかまれずにそこに変わらずある。よく分からないおっさんがかっこよさを粉々にぶち壊している。その姿はなんだか神々しかった。
patoさんが和式トイレか洋式トイレかという問題提起をしましたが、お客さんは圧倒的に洋式トイレ派でした。
洋式トイレの便座にはしり箘がつくけど和式トイレにはしり箘はついていない、と熱弁してました。patoさんは若干潔癖症らしい。潔癖症の人のめんどくさいところって、箘やウィルスをクローズアップして独自の観点から拒否るので同じ観点を持てないと『ま～た言ってるよ』とあきれられます。しり箘なんて見たことありますか？確かに箘は何かしらいるけどしり箘にこだわってたらトイレなんか入れない。見えないものを過剰に意識するのが潔癖症。治せはしない。本人が納得するまで付き合ってあげてほしいが、しり箘については付き合えないなと思いました。
和式トイレは苦手。
そして東京か大阪か、という問題提起に移り、年明けカウントダウンで東京人は盛り上がれるかという話になり８月19日になぜかカウントダウンをしました。すごい盛り上がりでしたが年明けでも何でもないのであの時間はヌメリナイトに来た人すべてにおいて虚無でした。が、一体感があって楽しかったです。よかった。
あっという間の３時間が過ぎ、
本当にこれでヌメリナイトが終わるのか、と寂しくなると、patoさんはさよならの話をもう一度してくれました。
ヌメリナイトのスライドを作るのに４ヶ月の期間を要してしまうこと、新しくできることを増やしたいとのこと、ヌメリナイトへの熱い想いを聞いたとき、よく分からないおっさんがかっこよくってなんだか終わることが切なくなってきました。
泣いている人はいなかったけど、多分みんな感極まっていたと思います。
そして、2020年ヌメリナイトが帰ってくると聞かされたとき、また絶対行くことを決意しました。絶対このよく分からない肥ったおっさんのイデアを聞きにくる。
打ち上げまでは参加できませんでしたが、帰り際patoさんと握手させていただきましたが、手がヌメヌメしてなかったのでホッとしました。とてもいい人でした。ありがとうございました。
濃厚な３時間を振り返り面白さがあふれてきてヌメリナイトがいかに楽しかった伝わりましたでしょうか。
まだまだ面白さはありましたがねねに表現できるのはこれが精一杯ですね。
興味のあるかたは2020年のヌメリナイトへgoです。
では。
