こんばんは、ねね(姉)です。
京都旅行記が続いております。今日は甘味のお話です。
京都と言えば和菓子、和菓子と言えば大福、大福と言えば豆大福、豆大福といえば出町ふたばの名代豆餅です。 明治32年創業の老舗です。
出町ふたばの豆餅は現地の人が絶賛しており知りました。現地の人が推すものはまちがいなくおいしいものです。
ねねは出町ふたばで買った豆餅を持って、賀茂川デルタの河川敷でのんびりするのが好きです。豆餅を食べながら川を眺めるの。最高ですよ。
お断りしておきますが、デートっぽいけど一人ですからね。安心してください。ねねに孤独がひっついて離れない。やめろやめてくれ誰か男の人にひっついてほしいんだ。ノーモア孤独。
ただ京都の市街地からちょっと離れるので、トンビがとびまわってるんですね。ちょっとでも食べ物をちらつかせると狙われます。トンビが豆餅を狙ってくる。そんなスリルはありますが、死守して豆餅を食べきったとき、おっしゃー文明おっしゃーばかやろこのやろってなるんです。
あんまりのんびりしてないですね。でもお茶でも飲みながら賀茂川のベンチに座って日光浴すると楽しいです。
出町ふたばへは地下鉄を使って行きます。出町柳で下車して徒歩5分ほどです。
この日は平安騎馬隊を見てきたので、京都駅→烏丸線 国際会館駅→(徒歩5分)→平安騎馬隊→(徒歩10分)→宝ヶ池駅→叡山電鉄
出町柳駅というコースでした。
有名店なので大きなお店かなと思われますが、至って普通の街の和菓子やさんといったところです。やや寂れかけているアーケード商店街に行列ができるお店があります。それが出町ふたば。
レトロな店構えです。メニューが紙なの、いい雰囲気でています。
店奥には歴代の表彰状が。あまりにも古いものばかりで見いってしまいます。
中には今はなき食糧庁(昭和24年設置、平成15年廃止)も。
豆餅を買うための行列は10~20人ほど続いていてだいたいいつも10分前後は並びますが、この表彰状をじっくり眺めているとあっという間に順番がきます。
店内の看板や白衣の店員さんの動き回る姿とか古い壁掛け時計とか。ここだけ昭和にタイムスリップした気分。
ショーケースに並ぶ豆餅。あぁ。欲しい。愛しの豆餅。
めめ(妹)は田舎大福(草餅)を、ねねは豆餅を買いました。
暑い日はさっぱりわらび餅もいいですね。
買ったら賀茂川デルタに行きましょう。
ほたほた~
むしゃり!
賀茂川に通り雨があったため、ベンチに座れず立ち食い。
雨上がりの賀茂川にトンビはいなくてよかったです。この景色眺めながら食べたいでしょう?豆餅。
ただ夏の京都はとても暑いので、近くのコンビニ(出町ふたばの向かいにはファミマがある)で
氷を買ってお茶を入れて飲むのがいいでしょう。涼をうまくとらないと熱中症でぶっ倒れます。
お味のレポートは
豆餅はめちゃくちゃおいしい。
田舎大福(よもぎ大福)はめちゃくちゃおいしい。
もう少し知的に言った方がいいですかね。
はい、そうですね、豆餅は豆がしっかり塩気と味を出しているのであんこの甘さを引き立てています。
田舎大福はよもぎの香りがしっかりします。そんじょそこらのよもぎ大福とは比べられないほどよもぎを味わえます。このレベル、むむ!と唸るほど。
そして大福の餅の部分はとても柔らかい。柔らかくてよく伸びるのです。でもすっとは溶けない。もちもち、よりもほたほたが似合う。お汁粉に入っているような力強い餅ではなくて、柔らかいふわふわした餅。白玉とは違う。上新粉のだんごとも違う。出町ふたばの餅。固有名詞として表現したい、出町ふたばの餅の柔らかさ、って言いたい。唯一無二だし、食べたものにしかわからない柔らかさ。どちらかというと田舎大福の方が美味しかったですね。
天にも舞い上がる気分です。
出町ふたばいぇーい。
ほっぺ落ちちまうぜ。ぼとり。ぐたり。
腹ごしらえのあとは賀茂川デルタで遊びました。
飛び石がおかれているので、ジャンプで対岸にわたれます。
子どももジャンプできるくらいなので、大人も大丈夫です。落ちることはほぼないと思います。橋を渡るよりもよほど楽しいです。
出町柳駅付近でもう少し観光したいと思えば下鴨神社も徒歩圏内(15分ほど)です。
金閣寺や南禅寺、東寺、東福寺、伏見稲荷、三十三間堂など有名観光地は劇混みなので、市街地から少し離れた観光地は程よく静けさもあってオススメします。
下鴨神社を見て、出町ふたばの豆餅を食べて、賀茂川でのんびりする。
ちょっと通な観光プランとしていかがでしょう?わざわざいく価値があるからねねは行くよ。
帰りは地下鉄烏丸線今出川駅から京都市街地へ戻る途中にアリナミンAのお店。
バスもいいけど歩くとこんなレトロに出会えるから京都は歩くべきですね。
まだまだ旅行記続きます。では。