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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

北欧の至宝に会いに行く

美しい俳優さんがこの世にはいる。

デンマーク出身の俳優さんで元ダンサー、アラ還。

映画やドラマで沢山活躍されていてドクター・ストレンジカジノ・ロワイヤルで悪者を演じる姿は完璧な美!という姿だ。ドラマのハンニバルではレクター博士役で出演しており、所作の美しさ、スーツなどの着こなしの上品さは唯一無二だ

 

さてその美しいマッツ・ミケルセンが東京コミコンにやって来るとTwitterで見つけた。

大阪コミコンが開催された際、Twitterではたくさんのマッツ・ミケルセンと写真を撮って喜んでいるTweetを見かけていつか行ってみたいなと思っていたので今回の東京コミコンに行こうと思い立ったのだ。

11月にマッツ・ミケルセンの撮影会のチケットが発売され運良く取れた。ねねに12/10にマッツ・ミケルセンの撮影会行くからねと言うといーよと快諾してくれた。じゃあ行くか。

 

11月〜12月は何かと忙しくマッツ・ミケルセンの事を考える暇も無く怒涛に過ぎていった。

1週間前になり来週マッツだぁと慌て始める。ねねにはあんた外人のやつ行くんでしょ?服どーすんの?エステ行きなよ、顔直してもらえと色々とプッシュされる。

そのたびに外人のやつじゃなくてマッツ・ミケルセンだよ!と訂正するとミッツ?まけるせん?とマッツ・ミケルセンを正しく言ってくれない。

どんどん日が過ぎて小顔鍼に行ったりお風呂に使ったりコンディションを高めていく。

ねねがマッツ・ミケルセンと正しく言えるになったのは撮影会参加の二日前だった。

今回は来ていく服を悩み、通販で何着か頼んだもののどうもコレジャナイ感が強くて悩んだ挙げ句ねねの着物をお借りした。銘仙の華やかな色を使うことにした。

マッツの私服がカジュアルといつも話題になっている。アディダスのジャージだったり。たまにネタになるほどだ。今回のコミコンのインタビューの中でおしゃれをするようになった。色には気を使うというようなコメントをしていた。

じゃあ尚更日本の着物でおしゃれして行こうと気合を入れた。幸いにも天気は12月なのに暖かいく、待機列で着物で寒さで震えることは無いな運が良いな。

前日にマッツ・ミケルセンはどの着物で行くんだ?とねねがおせっかいを焼いてくれて銘仙の着物をアイロン掛けしてくれた。これでぴしっと決めれるわ。

フェイスラインが駄目だとか髪はどうするんだと言われキャパオーバーが発生し黙ってと怒鳴っておいた。マッツ・ミケルセンに会う女はこれがだめってダメ!というネガティブワードをききたくねぇんだよ。ナーバスなんだよこちとら。気をつけろやと荒くれた。

 

当日。

朝11:15からの撮影会に参加するため朝から支度をする。

ご飯食べたくないけど途中で気持ち悪くならないように梅干しご飯とバナナを食べる。

猫がご飯まだですかと見てくるのでねねをチョイチョイして起こした。ねねはしぱしぱしながら猫にご飯を用意してくれた。

化粧もしっかり、ティッシュオフやパフでパフパフなどフツーのメイクではやらない手順もしっかりする。まゆげ、そろった。ハイライト、チーク、つけまつ毛、今日は化粧盛れた自分かわいい!と気合を入れていく。

着物もなんとか着て朝の電車に乗る。座りっぱなしで海浜幕張についた頃は少しヨレヨレになったけどきゅきゅっと何とか帯に納めてなんとかした。

幕張メッセはとても広く今日はバトントワリングの大会もあったため人が多いものの誘導もあり迷わず撮影会のラインに並べた。

本当にたくさんの人がいてどれくらい待つのかな疲れちゃいそうと思いきやどんどん待機列は進んでゆく。Twitterでマッツの事を検索していたら撮影ブースの近くになってしまった。

慌てて化粧が大丈夫か髪が変じゃないかを小鏡でチェック。ブース内は貴重品以外持ち込み禁止なので直せるものは並んでる時が吉。

荷物を手荷物かごに入れチケットを見せてブースへ。

マッツ!いた!カメラマンさんレディ?カシャ!レディカシャ!とホントにベルトコンベア式の撮影であっという間に人が撮影され退場していく。

私の番になる。マッツにはろーと両手を広げて向かった。マッツは右手をぐっと引っ張ってくれて腰に手を回してくれて、ハグになった。嬉しい。私は背が低いからマッツの黒の服の景色と広い骨格の感触しか覚えていない。顔は映画やテレビに出てくるマッツ・ミケルセンだった。終わってすぐにさんきゅーを言えたもののもう次の人を見ていて刹那しかない。でもマッツとハグ出来たとウキウキして退場、写真の受取に向かう。

奇跡的にマッツ・ミケルセンは黒コーデ。ピンクの着物が映えた結果に。いい写真だわ。

撮影中視界には黒の胴体しかなかったが、引きで見るとマッツ・ミケルセンと私がハグしていた。こうなってたんだとニヤけてしまった。嬉しいホントに嬉しい。マッツ・ミケルセンは美しすぎた。行ってよかったしこれからも機会があれば行くべきだと強く思う。

10:40位に並び始めて、写真を受け取って出口を出たのが11:40頃。あっという間の1時間だったが心がポカポカと弾んで喜びに満ち溢れていた。

 

ライブで生で見れる喜びもあるけどもツーショットで写真に残せる幸せは無茶苦茶濃い。これからも日本に来て撮影会をしてもらいたい。