2021年に休業したホテルニューアカオが2023年夏に再開するというニュースが目に入りとても喜ばしい気持ちになった。
閉業が決まりATAMI ART GRANTというアート展示を見に行った際、建物の壮大さと豪華さに心打たれ営業再開したら必ず宿泊しに行くと決めていた。
2023年12月、2年の月日を経ての再訪。
熱海駅から送迎バスに乗り込み、いよいよあの憧れのホテルに泊まるんだと胸を高鳴らせる。
フロントのこの荘厳なシャンデリアにうっとりしながらチェックインの手続きをする。
まずはお部屋へ。フロントが最上階の17階にあるので客室は下の階になる。普通のホテルはだいたい客室が上になるのでちょっと不思議な感覚だ。
お部屋は海側展望のお部屋。
窓を開けると海風が入り波の音が聞こえる。旅情に浸りながらお茶を飲む。これから始まるホテル時間に嬉しさがこみ上げる。
旅館のあのスペースもある。
水回りはユニットバス。
では荷物を置いてカメラを持って館内の散策へ。
夕暮ときの海の深い青。
この赤文字ニューアカオは来たなら写真におさめておきたい。
朝日を浴びるニューアカオもかっこよい。
テラスに出て海風をいっぱい吸い込み清々しさを味わう。
ロビーのシャンデリアの光が反射して天井に光の道を作ってる。
クリスマス前はクリスマスツリーが飾られ師走の華やかさを感じる。贅沢な時間だ。
プールのほうも見学。
2年前はこのような展示会場となっていたけどきちんと生き返って稼働するプールが見られて感慨深かった。
柱も塗り直されきれいになっている。
散策を一旦終え夕食会場へ。
赤と白を貴重としたお城のような会場。
舞踏会でも始まりそうな優雅さにうっとりしてしまう。
ビュッフェ形式なので会場を思う存分ウロウロできるのもうれしい。
ねね作デザート盛り合わせ。
おいしい食事を頂いたあとはまた散策。
廊下にニューアカオの歴史写真があるのて見入ってしまった。建設中の様子など建てるのも相当な苦労があっただろうにと思わせるものだった。
深まる夜。
窓ガラスが夜景の額縁になってそれはもうなんともロマンチックなこと。
平日だったこともありゆっくり建物探訪できました。
時間がなんぼあっても足りないなと、寝るのを惜しみたくなるほどでしたが温泉に入って就寝。
翌朝も建物探訪から始めましょう。
水平線にのぼる太陽。
ちょっと外にも出てみたり。
朝の散歩は気持ちがいい。
朝ごはんの時間に戻ってきてね。
昨日と同じ会場で朝食です。
朝と夜とで雰囲気がガラリと変わる。
優雅な朝をありがとうございました。
この右側の階段から庭園に行けるので食後こちらも探索。
海も空も青くてずっと見ていたい。
まだ帰りたくないな。
だけど時間だ。
朝のプールにお別れを。
海の見えるお部屋にお別れを。
休業を経てこの昭和の世界を営業再開させてくれたことに感謝する。
ここはホテル時間を楽しむために早めにチェックインしてゆったりとした時間を過ごしたい。また来たいな、そんな余韻に浸りながら送迎バスに乗り込み熱海をあとにした。
2023年12月訪問