(通常伽藍内は非公開でありますが、4月1日から7日まで、11月1日から7日までの年2回、内部の一般公開をしております。年に14日間だけの特別!!)
銀閣寺を南に20分くらい歩いたところにあります。
運がよければ南禅寺の山門に上がることもできます。
哲学の道は桜でピンクに染まっていました。
朝一番(9時半)だったので、人はまばらでよかったです。
こんな景色をみながら、ゆっっくり歩いて30分もすれば法然院に着きます。
細い路地を進むので、Googleマップがあれば安心です。
山門までの道のりはひっそりしています。
谷崎潤一郎のお墓もあるそうで、受付の人に聞けばどこにあるか教えてくれるそうです。
山門をくぐると白砂壇(びゃくさだん)という白い盛砂があります。
いつかの、「そうだ、京都へ行こう」のポスターにも使用されたのだとか。
納得の風情があります。
白い砂は水を表しており、ここの間を歩くことは心身を清めて入ることを意味しているのだそう。
解説が無ければすっと通り過ぎてしまいます。
お寺の中に入ると、椿の間がお目見えします。
五色散り椿、貴椿、花笠椿というそう。
今年は暖かったためか、見ごろをちょっと過ぎた感じでした。
方丈庭園という庭園です。
善気水という清水が絶えず湧き出ているそうです。
この日は雨だったため、庭園の水も濁っていますが、天気が良ければもう少しすんだ色をしていると思います。
この湧き水をくんで休憩所でお茶を入れてくれます。
時間があれば飲まれてみては。
庭園を覗くと大雨であまどいからバシャバシャ雨が降ってきます。
雨の日独特の雰囲気。
水受けの椿と桜の花が春を感じさせます。
本堂も拝観できますが、写真は撮れないのでありません。
係員の人が、法然院や本堂について説明してくれます。
に25の季節の花を並べている(散華という)ところです。
25菩薩を表しているそうで、美しかったです。
パンフレットより。
こんな感じです。
実際はもっと薄暗い中に黒い床に鮮やかな椿が映えてきれいでした。
廊下の窓ガラスは大正ガラスでしょうか?
ちょっと歪んだ感じが大事に使い込まれていて、趣があります。
窓から
椿の水受け。
きれいです。
みとれます。
大雨でかつ朝早かったので観光客も数人ほどしかおらず、京都のひっそりとした、朝感を楽しめました。
桜もいいけど椿もいいですね。
法然院のまとめ
- 椿の時期の特別拝観は普段見られない世界なので見る価値あり
- 朝一番(拝観は9時半から)で行くと空いている