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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

大人の自由研究~ブリーフ解体新書~

人はなぜ研究をするのか。自由のためか。平成最後の夏にさかもツインねねは大人の自由研究をした。ブリーフ解体新書とタイトルを打ちここに記載する。

 

ブリーフ解体新書研究動機

先日ブリーフの絵を描こうとしたらブリーフがどんな形をしているかわからず適当に描いてしまった。いつだってねねは適当に何となくやり過ごしている。これではいけない。たかがブリーフ、されどブリーフ。もっとブリーフと向き合うべきと感じたためこの研究に着手する。
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※これがそのとき描いたブリーフ。ブリィフという文字で誤魔化しているのがいけないと思う。

 

ブリーフ解体新書必要物品

・ブリーフ

・ハサミ

・メジャー

・はかり

・マスク

・手袋
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紳士の肌着に触れるためなるべく質感や匂いなどをシャットアウトできるよう(紳士肌着への敬意と配慮)にスタンダードプリコーションに準じた装備をする。

 

 

研究日程

2日間

1日目:物品準備

2日目:解体作業

 

研究経過

1日目:シニア層への集客が手厚いコモディイイダへブリーフを買いに行く。最寄りのコモディイイダ2階は衣料品フロアである。ブリーフ単品のみ買うのは恥ずかしいためフェイクとして男性用肌着、靴下(身内のための御使い感を演出)、タオルを一緒に買った。フロアはCDプレイヤーで延々と平井堅の楽曲を流していた。KISS OF LIFEの口づけから始めようという歌詞は平井堅らしくてとてもいい。初期のアルバムを流しているようだった。フロアにはシニアが多いのでシンプルに声を聴かせる平井堅は適役だと思う。ねねは平井堅が好きすぎて逆に距離を置かないと平静を保てないタイプなので遠巻きに平井堅を聴く。できれば平井堅が仰有るとおり平井堅と口づけから始めたいが、ここに平井堅という物質は存在していない。本日はブリーフを手に取るところから始める。

 

そんな調子で平井堅を聴きながら店頭にいくつかあるブリーフを見比べてGUNZEのブリーフをレジに持っていく。店員はエロ本を隠すような感じでブリーフはタオルと肌着に挟み袋に詰めた。それでいいと思う。
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余談だが、このあと1階で食料品を買っていたら前々職場の人が買い物をしていてばれないようにさっと隠れた。かなりひやひやした。地元でブリーフ(興味本位)を買う行為はハイリスクなのでやめた方がいい。

 

 

2日目:解体作業

買ってきたブリーフを開ける。
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GUNZEのLサイズのブリーフだ。
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開けた瞬間その大きさにひく。でかすぎる。けつがもったりしているおっさん用だと思うと身震いした。なぜこんなにもリアルに架空のおっさんのけつを感じなくてはいけないのだろうか。手袋の中で手汗が滲んだ。
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77㌘。軽いか重いかよくわからないがキリのいい数字なのはGUNZEの計らいなのかもしれない。
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エストはゴム伸縮していても70㌢以上ある。
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股上も30㌢以上あり、スケールが小学生が持つ30㌢定規よりもでかいのか…と愕然とした。けつがでかい。
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最長径は80㌢以上ある。けつがでかすぎて理解ができない。

 
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天下のGUNZE様のタグにはQRコードがついていた。ただブリーフをはく者がQRコードを使いこなせるとは思えないのでこのQRコードは贅沢品という扱いでいいだろう。

 


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背面はよりもったりしている。生地に多少の透け感があるのは綿100%の証である。

 


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縫製部をマーキング。

 


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ゴムを抜く。


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さすがGUNZEのブリーフ。二段階ゴムなので外すのに手こずる。縫い目がしっかりしていてかつ肌に触れてごわごわしないようになっているのでさぞ履き心地がよろしいのではと思う。

 

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ゴムは2本、66㌢だった。

 

先ほどマーキングした縫い目に沿ってハサミをいれる。
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開くとかなりでかい布であることがわかる。ウエスト部は70㌢であった。

 


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ここは前の部分。ホールがある。ここのデザインがいまいちわからなかったのでブリーフが描けなかったという本研究において要の部分だ。

 


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解体したらよく分かった。複雑に縫われておりあわせがあるので無駄に露出することはないような造りだ。左右対象に縫い合わされている。素晴らしいデザイン。

 
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 この前の部分の横は10㌢程なのでウエスト部を伸ばしきるとトータル80㌢程になる。男性のメタボ健診でウエストは85㌢以内であることが推奨されているのでこのブリーフがはけなくなるとメタボギリギリという判定となる。メタボが気になる際の指標としてGUNZEのブリーフLサイズを購入するのも良いかもしれない。

 


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最終的にブリーフパズルをして再びブリーフの形を造る。これで仕組みはばっちりだ。

 


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もしかして解体中にブリーフの魂が抜けていたら㌘数が変わるかも、と思ったが変わらなかったのでブリーフに魂は存在しないと言える。

 

考察

普段生活していてブリーフに触れることが全くなかったが、冗談でブリーフブリーフ言うことがあったのでブリーフへの興味は普通の成人女性よりもあったと思う。実際に触れて解体してみてよりブリーフについて知ることができた。それが良いことなのかはわからないが読者の皆様におかれては警察へ通報するのはやめていただきたい。まだねねも社会生活というものをしていかねばならないので。

 
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最終的に正しいフォルムのブリーフを描くことに成功した。以後正しいブリーフを添えて手紙を書くことができることとなる。

 

研究結果

さかもツインねねは正しいブリーフのイラストを描けるようになった。

 

以上。クレームは受け付けない。切り刻んだブリーフは後程窓掃除に使用する予定。ブリーフの解体を無駄にはしない。