ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

さかもツインの引っ越し~3日目編~

引っ越し3日目、今日はエアコン取り付け工事の見積りがくるとのことで朝からしゃきんと起きて業者が来るのを待つ。


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相変わらずベッドが来ないので床にマットレスをひいて寝ている。羽毛布団を横にしてさかもツイン2人で分けあっているという寝床。なんか…もう帰りたい…(帰る家はここ!)

来る日も来る日もめめ(妹)がいるうえに布団まで分けあっている。本当に何なんだろうなこの日々。

 

 

エアコンの見積りが来て昼飯を済ませさかもツインはいそいそと外出の支度をした。どこへ行くかって?ニトリじゃないよ、吉祥寺だよ!

 

というのも新居では猫が飼えるということでめめちゃんが保護猫を引き取ろうと意気揚々としていたのである。そして引っ越しの準備も終わらぬうちに保護猫カフェを探しだしその中で気になる猫を見つけた。

よし、あの猫に会いに行こう!


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全然片付かない段ボールを振り返らずにさかもツインは家を飛び出したのである。

 

 

保護猫カフェに到着し、お目当ての猫に会いに行く。めめちゃんにすりすりしてかわいい。
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まぁ本当にかわいい。
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引っ越しのストレスは吹っ飛んだ。頑張って片付けて猫を迎え入れられるようにしなきゃと誓った。作業のモチベーションが上がったので行ってよかったと思う。


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帰ろうとしたら猫が肩にのってきた。

「…ネコチャンだいしゅっき♥️」

感情が炸裂した。

今まで猫が好きだけど飼える状況になく「仕方ない」と受け入れてはいたものの、やはりどこかで我慢していたものがあったので、魂が救われる思いだった。

あぁ、やっと自分の気持ちが報われるんだなと思った。この猫が肩に乗ってきたときかわいくてかわいくて連れて帰りたいと思った。猫カフェで猫が肩にのってきたことは人生の中で自慢できる話のひとつだ。この自慢があればここ数年は生き延びられる気がする。

 

「必ず迎えに来るから!」

そんな気持ちで猫カフェを後にし、帰りの電車で猫と離ればなれになるのが寂しくてうっうっと半べそをかきそうになった。

 

猫が来るなら家の中の細かいものは全部しまわないとな、と帰り道100円均でトレイやかごを買い漁り収納スペースを整理した。

 

帰宅後めめちゃんと猫を何頭飼うかでちょっと険悪になった。お友だちがいた方がいいからと多頭飼いしたいめめちゃんと1頭でじっくり面倒みたいねね。

話し合いになるとめめちゃんは黙り込んでしまうことがある。で、結局どうするかについてしばらく答えがでなかったが、猫飼い初心者であること、金銭的なこと、何かあったときに預けられるかなどなど考えてまずは1頭溺愛にしようということで決まった。

双子だからとて意見がいつだって合うわけではない。これ他人同士が一緒に暮らすって大変だろうな~なんて思いながらちょっとした意見の違いを解決していくことの難しさを実感するのである。

 

 

早めに寝仕度を整え布団に潜りこみ、おもしろい猫だったなと思いながら眠りについた。