伊東に行くならハトヤ、ハトヤに決めたという歌は昭和生れの関東民には聞き慣れたものだと思う。あのCMを見て育った私はハトヤホテルに行ってみたいと子ども心に思ったが、我が家の旅行と言えば『ペンション、民宿、登山』だったので一度も連れて行ってもらうことはなかった。
巡り巡って伊東に行く機会があり、それならばとハトヤホテルに行くことにした今年のGW。結果行ってみて本当に良かったと思う。
川奈駅のこの感じがノスタルジックで良かった。
伊東駅からはお迎えのバスで。
予約不要で乗れるのがありがたいし、伊東駅自体大きな駅ではないので乗り場で迷うこともない。バスが目立つのでスムーズに乗れた。
伊東の町並みを眺めながら10分もしないうちにハトヤホテルへ到着。
で、でかい!
昭和観光ホテルの経済力よ…
スケールの大きさに圧倒されます。
フロントも広〜い!
この鏡の装飾、大阪のホテル千扇の大階段のところにある鏡と一緒だ!
別の場所でお揃い装飾を見つけると嬉しくなります。
浴衣は自分のサイズのものをここから取っていくスタイル。
ハト柄がいかすね。
さて今回泊まるのはシアター別館のお部屋。ハトヤホテルといえばこの渡り廊下が見どころ。憧れのこの廊下、いざご対面。
スロープがついているのでベビーカーや車椅子の方も安心。
あっ…これが…あの渡り廊下…
すっごくいい…愛…
あぁ、伊東の海よ空よ。
あぁハトヤ消防隊よ。
目の形のような窓からいろんな景色をくり抜いて見て歩く。
特別な場所に来たんだという感動と興奮で身震いしながら渡り廊下を歩ききった。
シアター別館にたどり着くとプロムナードのご案内。食事処はここのよう。
お部屋配置。
各階部屋数は多くないのでひっそりしている。
では入室。
スリッパがハトヤだ〜😊
お部屋はゆったりとした和室。
テーブルの上にはハトヤサブレ。
ハトの置物まである。
ハトづくしのおもてなし。
水回りスペース。
大浴場もあるけど、お部屋のお風呂がいい、という人ものんびり入れるお風呂。
波打つ床とペールミントの壁がレトロ。
洗面所も広々。
籐製の脱衣籠が懐かしい昭和のお家感。
お茶を飲んでくつろいだら散歩に行きましょうか。
伊東はどこを切り取っても美しい景色が広がるわね。
バスで来たときにこの看板が目に入ったので写真におさめたくて散歩にきました。
蔦のすごい建物。
ちょっとしたアーケード街。
ピンク座。
キリ看板。
パーマ屋さん。
柑橘の国静岡ならではのダイナミックな柑橘の売り方。
レトロが溢れてる。
あぁんっ昭和の置物ォン♥
ふぅ、痺れる町並みだったぜ…
無事帰還。この八角形の建物部分が泊まっているお部屋のあるシアター別館。
赤字の白看板。いいねぇ。
館内も散歩。フロントを抜けエスカレーターで2階へ。
シャンデリアが見事!
アトラクションかと思うくらいわくわくする館内。
え!プールあるの…!水着持ってくればよかった🥹
卓球コーナー。
ゲームコーナー。
娯楽がぎゅぎゅっと濃縮されてる。
カラオケルームも
バーもある。なんでも揃う観光ホテルの楽しさ。
一晩泊まるだけじゃ物足りないわね。
日もくれてお待ちかねの夕食へ。長くなったので一旦ここでおしまい。後編へ続く。