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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

ホテルグリーンバスティーユに潜入

ラブホ遠征に行くとき1番不安なのはお目当ての部屋が空いているかということ。

移動の道中を『行きたい部屋が空いていますように』と祈りながら向かうのである。我々が好む昭和ラブホは基本的には新しいラブホよりもお客さんが少ない場所もある。比較的スムーズにお目当ての部屋に入れることのほうが多いが、名寄のホテルグリーンはなかなか来られる場所でないことを理由に丸々1日かけて滞在できるようスケジュールを組んだため見たい部屋に行けたのは至福の極みだった。

 

北海道旅行の様子はこちら↓


北の大地が仕掛けてくる 2日目 - ここから先は私のペースで失礼いたします

 

同行のラブホテル写真家那部亜弓さんのブログ、愛欲空間もチェック!↓

http://furuyado.blog.fc2.com/blog-entry-275.html?sp

 

 

前日夜に旭川に到着し、名寄まで車を走らせ那部さんはホテルグリーンに宿泊、私はビジホに宿泊し朝またここへやってきた。

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お目当ては7号室バスティーユ。空いていたので手当たり次第感謝を述べ入室。

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深い深い赤の世界。雪に包まれる季節が長い名寄でこの赤さはあまりにも情熱的だった。我々が訪問したのは10月のことだったのでまだ降雪がなかったが、雪の中この部屋で恋人と丸くなって眠ったらきっとこんなロマンチックなことはあとにも先にもないよ。


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窓を開けると
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広大な田園風景が広がり、なんとなくだけと日本じゃない感じがした。フランスの田園みたいな。洒落たフランス菓子を食べながら外を眺めていたい。
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壁掛けのエアコンは骨董品レベルだと思う。昭和ラブホに取り残される昭和家電愛好家もそのうち現れるだろう。

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SANYOのヒーターもあり、こちらはうっすら暖かかった気もするので稼働してるかな。
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ベッドの足元には大きな鏡。

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天井にも鏡。
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赤いだけでなく鏡のアクセントも効いてより広がりのある部屋となっている。

 

スマホで写真を撮ると赤がとんでしまいうまく写せなかった。写真を撮る難易度が高い部屋でもある。
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ちょこんとランプ。
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浴室はえんじ色のタイルと浴槽。丸いコンパクトな浴槽は1人入るのが精一杯な大きさ。
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このタイプのシャンプー入れ、久しぶりに見ましたねぇ。
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お部屋には電子レンジもあるし、レトロでありつつも今時のひとも安心して使える配慮があってとても心地良いホテルである。
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自動精算機でお会計。
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長すぎる靴べらにまた来たいな、と話かける。
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一生に一度は見ておきたいがこの世にはたくさんあるのだけど、ホテルグリーンは一生に一度でも何度でも見たいホテル。また行けるかな。また行きたいな。