ついにワクチン接種が完了した。ありがたい限りである。運良く職場の先発ワクチン接種部隊に選ばれ後発のおばちゃんたちに「えらい大変ですよ」と言いまわり、後発部隊がバタバタ休むなか激動の勤務をしたりとこのワクチン接種には本当に振り回されて大変な1ヶ月であった。
1回目のワクチン接種後の様子はこちら
ワクチンを打ってもらった - ここから先は私のペースで失礼いたします
2回目の接種のために勤務変更をして休日なのに職場近くの病院に行くのは気が重たかった。休みが丸々つぶれるしこれで具合悪くなっても有給で休まなきゃいけない。ここまで感染拡大して個人の行動の自由もだいぶ制限されたのにワクチン打つために休みを取り有給まで持っていかれるのは納得できない。ワクチン休暇を作れと言いたい。その貴重な有給な、本当なら年老いた親をどこか温泉旅行に連れていってあげることができたものなんだぜ。庶民の細やかな幸せが今この瞬間も泡のように消えていく。悲しいねぇ。
ワクチン接種前の問診も滞りなく終わり接種へ。
前回はインスリンの注射器だった気もするが(注射をする緊張でちゃんと見なかった)今回は23ゲージの水色の針だった。
なので前回よりも針が刺さる痛みはあり、薬液もずっしり重く感じた。でも我慢できるレベル。あ、痛いかな~くらいのものだ。
○ワクチン接種5時間
なんとなく腕が重く痛むかな、くらい。さっとシャワーを浴びて寝る。
○ワクチン接種17時間
翌朝目覚めると身体が重い。節々が痛い。体温は38.3℃。
「へぇ、やるじゃん」
と呟く。
普通の風邪のときの発熱と違い、咳や鼻水がないだけだいぶマシではある。息苦しさはない。前回悩まされた頭痛もない。熱が出るだろうという想定のもと寝ていたからそこまでキツくはなかった。ホットミルクを甘くして飲みクッキーを食べて寝ることにした。
前回のトップの熱をいきなり越えてきたのでこのままどこまでいくかな、という感じではある。
寒気の感じを見ると38℃後半はいきそうだ。
徐々に身体の節々の痛みが強くなる。カロナールを飲んだ(本当は熱の様子を見たいので解熱剤をなるべく飲まないでいたかったが、痛くて眠れないので飲んだ)
○ワクチン接種23時間
解熱剤を飲んで眠りふと目覚めると…
おいおい、やりすぎじゃね?
39.0℃です。
さっき解熱剤飲んだの効いてないね、いや、寝ている間に薬効が切れたのか…。6時間経過してるし。
節々が痛い、というか全身の筋肉が軋むように痛い。寒い。おしっこがいたい(おしっこは痛くないのだが、排尿するのも響くように痛むのでおしっこがいたいという表現とさせていただく、トイレで少し唸っていた)
鼠径のリンパ節辺りも痛むし、これが39℃の本気かと思い知らされた。39℃出たという人の話も聞いていたので想定内ということにしておきたいがとにかく全身が痛い。頭痛はないのは救いか。仕方ないので今度は普段飲んでいるバファリンを飲んだ。
食欲はそんなにないが作り置きしていたみそ汁を飲みまた寝る。
○ワクチン接種26時間
まだ39℃。寒気は引いてきたのでここらが山場か。
心配なのか猫が枕元でずっと寝ている。ありがたい。
○ワクチン接種30時間
寝汗をかいてやっと36℃台へ。身体はだるいが少し動けるようになりごはんと焼いた鶏肉を食べる。シャワーを浴びて再び寝る。
○ワクチン接種35時間
38.3℃。
どおりで節々が痛いわけだぜ。身体の痛みで眠れずカロナール服用。ホットカルピスを飲む(原液1:お湯1を飲む、これくらいがっつり甘いものがするする飲めていい)
○ワクチン接種40時間
37.1℃。もうやんなっちゃったな。仕事休みました。節々の痛みはだいぶ和らぐも接種部位がやや腫れている。一瞬膿んだかと思うようなパツパツ痛みが出たがしばらくすると収まる。腕は上がらないが前回よりはましな気がする(解熱剤の鎮痛作用?)
炊飯器でお粥をたく。いつでもほかほかのお粥が食べられるのでこれはいいと食べた。ワカメごはんのもとをかけて食べるおかゆがおいしかった。
食後また寝ていたら猫のごはんをあげるのを忘れてしまいあわててあげる。
○接種48時間
すっかり解熱。油断して湯船に浸かってごろごろしていたらまた寒気あり37.5℃まで発熱。ベッドで寝る。
○接種55時間
すっかり解熱。
身体もまぁなんとか動く。首肩の緊張が強いので簡単にストレッチ。節々の痛みなし。
接種部位は腫れているが痛みから痒みに変わった。
そんな感じで接種後2日間はベッド生活、3日目もほぼゴロゴロしていたので体力が落ちている。35過ぎると寝込んだあとの体力リカバリーが大変だ。本を読んだりする気力もないしTwitterばかりしていた。ふぅ、もうこりごりだぜ。
これでワクチン接種完了となりほっとしている部分もある。まだ後発部隊の2回目接種が終わっていないのでその頃まためちゃくちゃな勤務になるだろう。やれやれだぜ、というのが1番の感想である。