ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

何気ないゼリー

仕事と仕事の合間にお腹が空いていなくてもご飯を食べておく。

仕事帰りにクタクタで家に帰るのもしんどくて座って暖かいものを食べてほっとしたい事があった。埼玉県民、1時間くらい電車に乗って移動するし場合によっては混んでる電車で立ちっぱなし、座れずに帰宅することもある。

最近の時短営業で閉まっているお店を見て絶望しながら冷たいコンビニおにぎりを寒い中食べながら歩いた事がトラウマになりなるべく空腹にならないように気を使っている。

 

駅の中にあるインドカレー屋さんに何気なく入った。ビリヤニを頼むと

サラダ、カレー、ヨーグルトソース、ビリヤニ、デザートと盛りだくさんで来て嬉しかった。
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サラダも新鮮でつけあわせのお気持ち以上のしっかりとしたもので食べやすく、カレーもビリヤニもこってりスパイスで食が進んだ。

 

ガッツリ食べてお腹がいっぱいになって満足感100満腹感100になり食べ残さないようにデザートのゼリーに手をつけた。

ぷりんっと弾力のあるかためのゼリー。適当にスプーンですくって盛られている感で期待していなかったけどあれこれはもしや自家製とか何かですか?と言うほど市販の柔らかく水っぽいゼリーとは違う感触。ムムっと食べてみると甘いんだけどさっぱりとして紅茶がほんのりと香る素敵なお味のゼリーだった。え?なにこれウマイと驚く。

こってりのインドフードからの油っぽさを流すような爽やかなゼリー。極寒の外で内臓は冷やしたくないご婦人もパクリと食べたくなるデザートだった。

ゼラチンたっぷり入れたんだろうな、気取らない手作りっぽさが最高だった。

 

冬で色んなお菓子が出ていて色んな物を食べるけどもこう口直しの為のさっぱりとしたデザートは食べないものだねと思い今度また食べに行こうと思った。

 

くじけないために

連日コロナウィルス感染症のニュースばかりで気が滅入る一方なのだがひとつこれはどうなんだというニュースがある。感染症法改正についてのニュースだ。


「強要なら行政が院内感染に責任を」コロナ患者受け入れ「勧告」に民間病院は困惑 感染症法改正:東京新聞 TOKYO Webf:id:sakamotwin:20210118211956j:image

 

ざっくり言うと民間病院でもコロナウィルス感染症患者さんを受け入れましょうね、応じなければ病院名を公表しますよというものである。

 

現在入院待機中の患者さんが増え自宅待機中に死亡する事例も出てきている。基礎疾患のある方や高齢者の方の急変リスクを考えると入院治療がベターだろう。だからどの病院でもコロナ患者さんが入院できるようにしろ、というのは難しい話である。

 

人々がかかる病気はコロナウィルス感染症だけじゃない。癌なり脳血管疾患なり免疫疾患なり外傷なりそれはもうありとあらゆる病気がある。生死に関わる病気も沢山ある。病院はそんな人のためにあるところだ。

 

もちろん免疫機能が低下している人も沢山いる。抗がん剤ステロイド治療、新生児、周産期のママさんたち、高齢者、できれば外の感染症に触れないよう入院生活を送れるのがいい。感染症の病床と他の疾患の病床が完全に分けられる必要がある。

大きな公立病院では分けられることができても民間病院では分けられないことも多々ある。免疫力の低下した患者さんが感染症にかかれば致命的になることだってありうる。民間病院としては今ある病床と入院している患者さんを守らなければならない。コロナ患者さんを受け入れないなんてどういうことなの?というのは今いる患者さんを守るためでもあるのだ。

 

また民間病院は大きな病院と検査機器や呼吸器の設備がないところもある。

大きな病院なら院内に検査室があり採血の結果も1時間もしないうちに出るが、民間病院での採血は外注が多く今日した検査が明日にならないと結果がわからないということもざらにある。

 万が一呼吸不全となり気管内挿菅が必要になったとしても呼吸器がなければ気管内挿菅、呼吸器管理のできる病院まで救急車で搬送しなければならない。病院に入院していても受ける医療レベルは違うのである。気管内挿菅や呼吸器というのはどこの病院でもできる医療ではない。

  

正直なところ私も民間病院に勤めていて、じゃあ今からコロナ患者さんを受け入れますということになったら「呼吸器ないけど?気管内挿菅できる先生いないけど?検査室レントゲンしか撮れないけど?採血は明日にならないと結果でないし血液ガスだって調べられないよ?私呼吸器もう5年近く看てないけど…ECMO?見たことも触ったこともない…ねぇ、どうするの?今いる患者さんは?高齢者ばかりのこの病院でクラスター出たら終わりだよ…ねぇ、本当にどうするの?」と言うと思う。

 

 患者さんを受け入れる前に民間病院もコロナ以外の入院患者さんがいる。だいたいどこも病床稼働率80~90%くらいなのでは?おおむね満床なのにどこに入院するのか。全くわからない。

 

 

それでも病院名を晒すというその現実とかけはなれたことをワイドショーでやいのやいの言うのは勘弁してほしい。

ついこの間まで「医療者のみなさんありがとう」と言っていたのに医療崩壊だとなれば「コロナ患者さんを受け入れなければ病院名晒す!」みたいになってしまったのは恐ろしい。コロナ患者さんを受け入れない病院は悪なのか?

人の心というのは信用に値しないとつくづく思った。

 

 

こんな状況でも最前線で働く医療者の人にいつだって「大変な状況を頑張ってくれてありがとうございます」と思っている。

正直この状況はストライキが起きても仕方ないレベルだと思う。それでもひたむきにコロナと戦い続けているのは「救えなかった命の重たさ」を医療者ひとりひとりが背負っているからだと思う。

生きたいと願った人の、手を尽くしてもどうしようもできず亡くなっていくあの虚しさをできればもう2度と経験したくない、今できることを全力でやるしかない、そんな強い気持ちで医療に向き合っている。

 

そんな医療者の気持ちがくじけてしまうからどうかテレビでクラスターが出た医療崩壊だどうしたらいいのかとどうしようもないことをごちゃごちゃ言わないでほしい。先の見えない日々をずっと手探りでやっていて、現場の人間の声なんかどこにも届かない。テレビのコメンテーターだけの声が大衆に届く。若い人が出歩いている、飲食店が営業している、マスクをしていないのは若い人だ、なぜ誰かを責めるのか?私はその責める声を聞くたびに心が張り裂けそうになる。

出掛けるなりお店を開けるなり、その人たちの理由がある。一概に言えることではない。正義だと信じてペラペラしゃべるコメンテーターに虫酸が走る。正義なんて言葉は振りかざした時点で正義じゃなくなっているのだ。

 

感染者数が増える一方でより強い規制ばかり作るようになってしまった。もう出歩くなとも店をやるなとも言えない。皆生きるためにやっていることだから責められない。収入がなければ生きられない。

 

だから今一度感染症対策を。

マスク、手洗い、消毒、具合の悪いときは外出しない、睡眠食事しっかりとる。自分にできることをしっかりと。願わくば誰もが責められない世の中になりますように。それが私のささやかな願いである。

 

ガラスの城104号室に潜入

昭和ラブホを巡り始めて数々の個性豊かなベッドに度肝を抜かれてきた。度肝抜かれランキングがあるとすればこのベッドは上位に入ると思う。

栃木県にあるガラスの城104号室、馬車ベッドのことである。

 


room | ガラスの城


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このベッドは馬車のように動きはしないが車輪までついており遊園地にありそうなテンションだ。

昭和ラブホの遊び心を見せつけられこの部屋に来られてよかったとつくづく思ったのである。

 

 

 

ガレージタイプのお部屋で車庫が空いていれば空室というシステム。入室すると電話がかかってきて休憩か聞かれホテルの人が集金に来る。
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お部屋の扉にピンポンがあるのでピンポンを鳴らしてくれる。
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カマキリがナチュラルにいた(秋口の訪問だったため)。ウェルカムトゥーガラスの城、って言いそうな気がする。
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入ってみると玄関が広い。靴を脱ぐときぶつからないですむからいい。
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ラブホで食べるカップラーメンておいしいわよね。
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(ラーメンが有料か無料かみてこなかった…)

 

謎のお花ゾーン。
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壁紙がすごくイカしてる。造化も存在感があっていい。

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電気をつければよりムーディーに。

 

この電球のぱっきりとした色合い、THE昭和って感じ。すごくかわいい。
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洗面所も広々していて北欧のおしゃれさがある。こんなお家住みたいって言う女子多いと思う。私も言いました。
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ちゃんと消火器もあるので安心。
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タイル張りの洗面所の良さを語る会があるならぜひこのお部屋で開催してほしい。

 

お手洗いは洋式。こちらの壁紙もかわいい。
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さて、浴室はどうなっているでしょうか。この扉がもうすでに気分を昂らせるんですけど。

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おっ!
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浴槽はリフォームされていそうな気がするけど壁と床のタイルはそのままなのでしょう。この色合い激しいわね!素敵!タイルが素敵だからってポートレイト撮影大会するのはいいけど冬場は寒いから風邪引かないようにね!(架空のラブホ好きカップルに注意を促している)
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赤紫と山吹色の組み合わせって…芋?さつま芋?ん、気づかなかったことにしよう…。

 

さてと 、それでは問題の馬車ベッドを見ていきましょう。
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ベッドヘッドにはティッシュなどが置けるスペースがある。

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車輪の細工まで凝っている。♥️型モチーフだ。
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金色の装飾までとにかく凝ってる。
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ベッドを囲うレースのカーテンが設置されているのでよりロマンチックな気分を味わえる。f:id:sakamotwin:20210116231858j:image

鏡だってちゃんとあるわよ。
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来た人を夢心地にさせようとあれやこれや手を尽くしているので居ててとても気分がいい部屋である。

ラブホの床が絨毯というのも昭和ラブホあるあるだと思うのだが、その中でも青の絨毯というのは貴重種だろう。馬車ベッドがクールな印象なのはきっとこの青絨毯のせいだろう。

 

他にはないロマンチックな部屋で重ねる逢瀬のとき。別れ際の寂しさも少しだけ和らげてくれそうだ。賑やかなのは寂しくなくていい。

 

 

2020年11月訪問

1月前半のホットサンド

寒いのでお腹が空く。甘いものが食べたくなる。体が脂肪を蓄えようとしているのだろう。調子を整えることと異常の早期発見に繋がるので体の声はよく聞いたほうがいい。だからしっかり食べることにしよう!うん、ホットサンドとかいいよね。ということで1月前半に食べたホットサンドをご紹介します。

 

 

芋羊羹

 新年明けましてのホットサンドは芋羊羹。これはおいしい。多分バターやクリームを塗って焼いたらコクがでて更にうまくなる…これは確信している。ほかほかに温まったら更にねっとりする芋羊羹にうっとり。。
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おもちミルク(ニューデイズのパン)

 ニューデイズのおもちミルクのパンはもともと好きでよく食べていました。ずっと思っていたんですよね…これ、ホットサンドにしたら絶対おいしいって。

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おもちミルク(清泉寮ジャージー牛乳使用のクリーム) | NewDays エキナカポータル

 

ギュム…
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わぁ~♥️
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これはうまいです!うまい!おもちがとろ~りとしてミルク味が優しく炭水化物×炭水化物をとりまとめるんですよ。めめちゃんに至っては「なにこれ、うま!パン挟んでるようには思えない!」って言ってましてね、あれ?もしかしてパン挟むのって邪道なの?とか一瞬悩みましたが今までもこうして生きてきたのでこれからもこうして生きていきます。パンをパンで挟んで食う、それがさかもツイン!

 

 

 

マシュマロチョコデニッシュ(ポンパドウルのパン)
 これは絶対にいける。一目見たときから確信していました。


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新商品|横浜元町で生まれた焼き立てパンのお店 ポンパドウル

 

さぁ、やってやろうじゃないの!


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オラァァッッ!

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なんかマシュマロチョコデニッシュのシルエットが透けてるな…

これはねぇ。見込んだ通りおいしいです。

チョコとマシュマロがとろっととろけて、オレンジ風味のチョコが甘さをキリッと引き立てるんです。はぁ~ユートピアの食べ物ってこういうのなんでしょうね!単品で食べてももちろんおいしいと思うのですがホットサンドにしてもおいしい、これは強いですぞ。

 

 

納豆

ホットサンド歴1年となりますが「やったことないよね」ということで挑戦。

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マヨネーズを添えて。

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おいしいですよ、マヨネーズもいい味だしてる!ちょっと食べにくいのよ。それだけ。納豆はごはんが1番かな。固定観念はぶっ壊していくべきなんだけどぶっ壊さなくていいものもあるからね。難しいところよね。

 

 

おまけ:饅頭
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外カリッ!中ほかほあふわん!

これはいい!うまい!!冬の饅頭は全部これでいきましょう。中身あんこだったりするともっといい!ほっかほかのあんこ、うんまい!

 

 

1月ももう半分終わってしまったので今年もあっという間に終わりそうな予感。元気の源は食から。食べることは生きることです。もりもり食べてこの寒さこの混沌とした世界を生き延びましょう。さて、この終末はどんなホットサンドを食べようかな。またホットサンドレポ書きますのでお楽しみに❗

餅をつける女になりたい、そしてもっと強くなりたい

緊急事態宣言が出されおうち時間が増えたとき家でできることってなんだろうと考えとき『餅つき』がうかんだ。

2020年5月のときにさかも一族内で臼と杵を買うか検討してみたが、近くのホームセンターには売っておらずアマゾンで調べてみたところ臼が10kgほどあると知り「重たいから管理が難しいかな」という事で諦めた。

 

そして2020年が終わる頃『やっぱり家で餅をついたらいいのではないか?』ということになった。

 

Twitterで臼と杵を買うかアンケートをとったところ57%の支持を受けて買う運びとなった。大々的に買おうか悩んでると言ってやっぱ買いませんというのはダサいので悩んだときはアンケートをとるのが背中を押してもらういい方法である。
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そして木の臼と石の臼、どちらがいいかというと石だった。木は10kgに対し石臼は15kgほどあるらしい。持てるかなと心配したが持てなかった場合己自身を鍛えればいいので頑張ることにした。

 

そしてねねはアマゾンで石臼の餅つきセット(一升用の小さいやつ)を買ったのである。

 

どどん!
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あけちゃうよ!
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すごいね~!
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よし、餅つき決行の日まで待ってろよ!

石臼は重たいながらもなんとか持てる重さだったので安心した。

 

 

2021年1月、2度目の緊急事態宣言が出された。イヨッ待ってました(待ってないし緊急事態宣言悲しい…)!

絶好の餅つきタイミングです!ポジティブにいきましょう!そのためのさかも一族秘伝の石臼じゃあないですか!

 

 

餅米は一升。炊飯器で炊くやり方でやってみましょう!
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おっ!柔らかいね~(怪しい雲行き)
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一族が「なんか餅米が柔らかすぎて無理かも…」とざわつきます。でもここまできたらつくしかない!
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べちょん!

こねる段取りしなくてももう餅になってる。

 

ぎゃ~!タスケテ!
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ついた瞬間べちょんと餅米がとぶ。姪の髪の毛にべっとりついて完全に終わっていた。もう唖然。どうしようもないさかも一族。全ては餅米を柔らかく炊きすぎたねねに責任がある。

 

責任を感じてねっとりした餅をいつまでもついた。それはもう激しくついた。べっっとん!べっとっっん!今まであまり体感したことのない感触。おもしろい。ストレスとか吹っ飛ぶだろうな。ただし杵は軽いのに餅が粘るので振り下ろす杵はめちゃくちゃ重かった。さかも一族の家の前を行く通行人がぎょっとした顔で見ていた。ナチュラルに餅つきする地方じゃないので仕方ない。

 

 

つき上がったべちょ餅はのし餅にして数日乾燥させてあげ餅にして食べることにした。
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石臼を食卓に上げ、石臼についたべちょ餅(べちょべちょになった餅のこと)をスプーンで絡めとり食べた。一族の未来を背負う者(キッズたち)が醤油をつけ海苔で巻いて美味しそうに食べていた。それはもうびっくりするくらい食い付いていたのでよかった。

 

一緒に鏡開きもした。餅を揚げるやつ。おかき。

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これはめちゃくちゃ美味しくて揚げた瞬間なくなった。べちょ餅もこうやって食べる予定。揚げ餅のお雑煮にしようと思うので来週末また餅を楽しめるのはうれしい。

 

飛び散ったべちょ餅とこびりついたべちょ餅の片付けば大変だったがこれくらい労力を使うと1日充実した感じがあっていい。

 

初めからうまくいくことなんてそうそうないから、うまくいかなかったことをちょっと笑ってなんとかリカバリーしてまた次に繋げる、それが楽しいと思えるのはやっぱり餅つきのおもしろさだろう。次は蒸した餅米でやる。絶対べちゃ餅にしない。強くなりたい。餅をつける女になって強くなって2021年笑い飛ばしてやろうと思う。

 

 

あなたの強くなれる理由はどこから?私はホットサンドから

ホットサンドメーカーは偉大。強くなれる理由はホットサンドからと言っていいほど偉大。つまらんセフレより愛に溢れている、それがホットサンドメーカー。お菓子がなかったらホットサンドを焼けばいいじゃない。あの人もそう言ってた気がする。

 

そこまで言うなら見せてみろ?その強さを?

ええ、わかりました。お見せしましょうこの強さ。
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これはセブンイレブンのクリームぜんざいなんですけど、食べた瞬間ホットサンドの具の真髄だと思いましたね。
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このとき強くなれる確信を持ちました。

ここから始まるホットサンドライフは留まることを知りませんでした。強さというのは常に更新されていくものゆえ、戦いの日々でした。

 

ドーナッツ。
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うまい!

 

シャウエッセン
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うまい!

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シルエットがロマンスしてる!ご愛敬!

 

ホワイトデニッシュショコラ。
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これは絶対あぶった方がうまい。

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よもぎ大福、草餅
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も~これぜったいホットサンドメーカーであぶってぇ~ん!本当においしいからぁ~ん!

 

 

カニクリームコロッケ
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くはっ!強!おかず系パワー部門第1位かもしれません。

 


トミーズのあんしょくとモッツァレラチーズ
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見た目はあれだけど、うまい!

 

 

あ~憧れの芋羊羹。
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羊羹があぶられてねっとりさが増す!これ、バターとかクリームを塗ったらコクが出てもっと強くなれると思う!飽くなき探求心。それが強くなれる理由。

 

 

ちなみに挟むものの基本の選び方としては

・固形か半固形のもの

液体だとどろっと溶けてしまいパンがびしょびしょになる、もしくははさんだパンの隙間からシャバーと漏れてしまう。生クリームも熱で溶けてびしゃーとなるのでどうしてもクリームと言うならカスタードクリームの方が無難。プリン(ゼラチンで固めているもの)も溶ける。

 

・味がはっきりしているもの

大まかに塩味、甘い味、とかの単味のほうがおいしいです。パンに挟まれ具の味を遠くに感じる傾向にあるので、甘じょっぱいとかの複雑な味はぼやけやすいです。みたらし団子は思ってた以上にホットサンドに向かなかった。

 

マヨネーズやバターは味の潤滑油

コクが出るんですよね。マヨネーズとゆで卵だけでももう十分おいしいのです。パンのカラッと焼けた感じに油が染み込むとおいしいです。

 

 

2021年1月、2度目の緊急事態宣言が出されおうち時間が増えますね。おうち時間での楽しみって限られてくるので強くなれるホットサンドを作ってみてはいかがでしょうか?次は何はさんでみようかな?とわくわくする気持ち、そしてそれが強かったときのうれしさ、ぜひ味わってみてください。

作れあなただけの強いホットサンド!勝てる!このおうち時間に!(明日はミスタードーナツをはさむ予定です。セブンイレブンはホットサンドの具にふさわしそうなものたくさん売っているのでお立ち寄りの際はホットサンドの具ハンティングしてみてください。)

なるべく誠実になるべく穏やかに

新年です。わッッ!三が日が一瞬で終わった!怖い!そして2021年もあっという間に終わるんでしょうね!

2020年は皆様本当にお疲れさまでした。明日が見えない日々が続いてさぞ疲れたことでしょう。今年もそんなんだよ。キッツ…。

 

さかもツインのねねさんは現役看護師さんなのでたまに「コロナ大丈夫ですか?」という心配のメッセージを頂くことがありますが、大丈夫です。

というのも長期療養病棟にいて新規の患者さんがほとんどこないこと、急性期の患者さんを受け入れていないこと(慢性期~終末期の在宅療養が難しい患者さんを受け入れる病棟)からコロナウィルス感染者との接触がありません。

万が一病棟でコロナウィルスが流行るとしたら職員や面会者が持ち込む形になるので自分が感染しない媒介しないということに関しては非常に気を遣うところです。

 

患者さんたちは面会者のいない日々を静かに過ごしています。たまにオンライン面会をする人もいますが、火が消えたような寂しさが病棟全体にうっすらとあります。面会者のこない生活も去年の3月から始まりもうすぐ1年経とうとしています。

 

自分が患者さんだったら、自分が家族だったら、

大切な人に会えない寂しさや不安、憤りをぶつける先もなくただ諦めるしかない状況に静かに苛立ちを抱えるでしょう。

ただ生きているだけなのにたくさんの渦に巻き込まれて日常がガシャガシャと壊されても取り戻せず、我慢の日々で先が見えなくて、それでもなんとかやっていかなきゃいけないというのは結構辛いものですね。

 

友人の勤める病院では小規模なクラスターが発生しコロナ患者さんを受け入れることとなったようで、新たに感染病棟を作るために他の病棟に他の科の患者さんを振り分けて受け入れることになったから大変だと言っていました。

 

ニュースでは「看護師が足りない」「看護師の離職が!」等言っていますが当たり前だよと思います。それぞれの看護師にそれぞれの理由があってこの状況で離職した人ももちろんいるでしょう。

小さなお子さんや年老いた親のいる人、体力のない人、基礎疾患をもっている人、コロナにかかれば大変なことになる人たちももちろんいるのです。我々だって国家資格を持っていようが所詮は人間なのです。リスク回避をするのは当然のことなのです。

 

退職した看護師さんたちには本当にお疲れさまでした、と労い現役の看護師さんたちには限界が来ると思ったら休んだり辞めていいんだから、まずは我々の身体が1番ですよ、と言いたいです。

 

 

医療従事者に「ありがとう」を。

というのは戦時中の兵隊さんを日の丸の旗振って送り出すのと変わらないなと思いました。安全なところから危険なことはあなたたちでやってね、みたいな疎外感があったのです。

ありがとうというのは言えばいいもんじゃないし聞けばいいもんでもないんだなとつくづく思いました。

誰がしたどういう行為にありがとうと言えるのか、きちんと言葉の重みを考え発するべきという気付きがありました。

 

市中でマスクをしない人、マスクを外してくしゃみする人、飲食店で酔っぱらって道端でゲロを吐く人、具合が悪いのに外へ出てくる人、咳してて具合悪そうなのに出社しなきゃ大変なことになる、という顔をしたサラリーマンを見ると、会社は何してんだ、休ませてやれよ、と、全てが憎く感じる日もあります、正直な気持ち。それらも全部飲み込んで耐えるしかないですが、そこまで私の心の器は大きくないので非常に葛藤しております。

 

 

私の祖父母が続いて亡くなりました。老衰なのでいつか迎える日がついにきた、という気持ちです。

去年の3月に会ったきりでその後入院して主介護者の叔父も祖父母の状態が悪くなるまでしばらく面会できなかったようです。

 

面会制限を強いいる側であり、強いられた側でもあるので何も言えたもんじゃないです。けどもありがとうやお別れを言えないことも、顔を見れないことも、亡くなってからやっと会えることも、寂しくて悔しくて気持ちがぐちゃぐちゃになっても、「こういう時代だからね」と諦めるしかないのです。

 

なら家で看とればいいじゃないか、そういう人ももしかしたらいるかもしれませんが、終末期の介護というのはそう簡単にできるものではないです。そう、もうどこで終末期を迎えるにしてもにっちもさっちもいかない状況になっているのです。みんなに看取られて息を引き取るというものは夢物語となり、ひとりで死を迎える現実に向き合わなければならないのです。

 

 

勤め先の病院での出来事。

先日いよいよ状態が終末期を迎え面会を許可したご家族がいました。お孫さんがきて患者さんの前で身振り手振り何かを話しているのが病室のカーテンの隙間から見えました。面会が終わったあとちょっと話すと「こういう機会を与えてもらって、よかったです。何話そうか考えてきたんです。」と教えてくれました。きっと20代くらいのお若いお孫さんです。患者さんはもう話せる状態ではないのに一生懸命話しかけてくれて、元気なときのお2人の関係が見えてくるようで救われた気持ちになりました。

そのあと患者さんの様子を見に行った他スタッフから、「患者さん顔真っ赤にしてたよ」と伝えられました。きっとうれしかったのでしょう。あれだけ熱心に話をしてくれたらそりゃ顔を赤くしてしまうほどうれしかったでしょうよ。

本当なら毎日でも面会があって話せることが当たり前だったのにな、たくさんの大切な時間をコロナはそ知らぬ顔で奪っていきました。その時間は返してもらえるわけでもないので前を向いて見えない明日に飛び込んでいくしかないのです。

 

2度目の緊急事態宣言が出されるか出されないかの状況で2021年も大変な年になるでしょう。

なるべく誠実に。なるべく穏やかに。なるべく誰かに優しく。たくさんのことを受け入れながら生きていくだけで精一杯だけども、本当に精一杯だけども!誠実さだけは忘れてはいけないと思う年明けなのでした。