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さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

34歳、もしかしてプレ更年期かもしれない。

34歳の壁というものがあるのではないか。

30歳になったとき、ガクッと変化(老い)が出てくるよと言われてきたが、まだまだ20代の気分だもんね~めっちゃ楽しい!みたいな老いへの自覚はほとんどなかった。が、34歳になってから急に色んなことが気になりだした。

まずはシミ。小林製薬のケシミンクリームを買ったが効果はない。所詮小林製薬だからね、とヘラヘラしていたらあっという間にシミが両頬に浮き上がってきて悲しい。レーザーを当てにいくのも時間の問題だと思っている。

 

肩こり腰痛が悪化してマッサージに週1で通うレベルになったので接骨院でしっかり揉みほぐしてもらうことにしている。それでも疲れというか身体の張りがすぐにくる。34歳の筋肉はしなやかではないらしい。軽いジョギング、筋肉痛で次の日は歩けない。全身が張り裂けそうだぜとベッドの中でいつまでも動けないで午前中が終わる。午前中が終わるとなにもできないまま1日が終わる。無為だわと悲しくなる日が増えた。

 

食べる量も減った。胃がもたれるのを見通して揚げ物を食べなくなる。唐揚げも天ぷらもフライも生クリームも。全部好きなのに少ししか食べられない。もっと、もっとたくさん食べたいんだ。バカ食いできない。旅館の朝食を残してしまう。あの頃はいくらでも食べられたのに…と遠い目をするしかない。

 

生理の量が減った。これは地味にショックを受けている。あまり新鮮な血液送れませんから、みたいなリストラ?生物の老いというのはシビアですわ、と思い知らされる。

 

イライラする。

もともとイライラしやすいがなんかイライラする。朝の満員電車で臭い息をはきかけるおっさんには殺意を抱く。見た目ではわからないがほんと気を付けてくださいね、いつ何がきっかけでぶちギレるかわかりませんか、みたいなギラギラした殺意を抱いて生きている。これは生理前のPMSという症状であるのは明確なので時がすぎるのを待つしかないのだがむやみにイライラすることもある。

殺気だってしまうのだ。

イライラって地味に辛い。八つ当たりして物をブッ壊して人混みの真ん中で「あ~!ムシャクシャするぜ~!コノヤロー!」と叫んだらどんなに楽だろうか。それをしたら多分通報されるし社会的に死を宣告されてしまうのでやらないがそんなときがある。

 

汗が変。

ホットフラッシュというらしい。突然ドバッと汗が出てしまうのだ。温かいお茶を飲んだだけでジョギングしたかのようにドバドバ汗が出る。しかもそれが臭い。加齢臭。おっさんがいるみたいな。悲しい。さらさらシートは冬でも手放せなくなった。顔や身体はほてるのに手足が冷たい。完全に命の母コースである。

 

口が臭い。

多分唾液の現象。ピュオーラのCM通りだわと納得しピュオーラを使う。さすがピュオーラ、歯磨き後にお口が潤うので助かる。

 

それって更年期じゃない?と言われて更年期チェックをしたらまぁまぁ更年期だったのでショックだった。


更年期障害の症状(ホットフラッシュ)|エンジョイ エイジング【更年期障害の情報サイト】

 

その話を友人にしたら「私も最近すごくイライラしてさ、この前もキレちゃった。」と話してくれた。

「10代の頃は箸が転んでもおかしいだったけど、今じゃ箸が転んでもイライラするよ」

と名言をくれた。わかる。わかりみがすごい。使おうとしていたものがなかったとき家族にぶちギレたり、仕事を押し付けられ過ぎて無言でキレたりするらしい。

 

もしかして、プレ更年期かもね、という結論に達した。今までとは違う心と身体の変化。女性ホルモンが枯渇するのも時間の問題。あと10年もすれば更年期始まるからね、覚悟しなきゃね、とお互いを奮い立たせた。

 

そう、本当の更年期は40代に控えているのだ。職場のおばちゃんたちは更年期盛りなので体調がどんな風に悪いのか聞く。疲れる、イライラする。それもあるが堪えるのは血圧が上がることらしい。

140/90から高血圧というくくりに入るが、ひどい人は起床時の血圧が180~200にかかるらしい。横になって休むらしいが頭痛や吐き気もあり吐いてしまうこともあるらしい。目の前に白いチカチカしたのが見えるときは危ないですと先人更年期おばちゃんからの申し送りで後人更年期おばちゃんは初めて白いチカチカが見えたとき「あ、これは先人ちゃんが言っていた高血圧のアレか。」とわかったらしい。職場に来て隅っこに座り手首に血圧計を巻いているおばちゃんの後ろ姿を見るともう無理しないでいいから帰って休んでくださいと言いたくなる。みんな気合いで仕事をしていくのはさすがおばちゃんだわ、と感心してしまう。

 

「ねねちゃんはまだまだ若いから…」と言われるが「これから私も通る道ですので。」お話を聞く。更年期と戦う女性って本当に強いなと思う。私にもやってくる本当の更年期は耐えられる気がしない。おばちゃんのことなんか知らないよ、なんて冷たいことは言わないでほしい。いずれ我々も通る道だから。そしておばちゃんたちに少し優しくしてほしい。辛いときに差し伸べられた手は身体も心も救う。

 

お互いさま、助け合い、その言葉を軽々しく使う前に何が辛くて困っているかを知らなくてはならない。程度は違えどいつか通る道だから。プレ更年期今のところ病院に行くほどの辛さを感じていないが徐々に変化する身体に慣れていかねばならぬというのをひしひし感じている。