その階段を上りきったとき思わず「あっ」と声が漏れた。
浴室と寝室の境の明るい窓にロマンスと彩られた装飾に「ここ、好き」と一目惚れのような気持ちにさせれれたのだ。
部屋自体は比較的シンプルながらも至るところにホテルの人の優しさを感じる。
かわいらしい天井の壁紙とか、
飾られたひまわりとか、
ソファーの上の座布団とか。
電気ケトルはピンクでかわいい。この下の方に石油ストーブがあるので冬はとても暖かい。
清潔感のある洗面所。とてもよくお手入れされている。
タオルが高い位置にあるのはうれしい。
お手洗いの壁紙もまた素敵。(右中央の黒いのはカメラぶら下げるやつなので決して心霊写真でないことをご理解ください)
浴室は水色で統一されていてセンスがいい。
このガラス窓越しに見るベッドは格別です。
外を見ていたらちょうどはらはらと雪が舞ってきてロマンチックな一時をすごせた。
石油ストーブの香りがどこか懐かしくもう帰れないあの日々の記憶を辛うじて繋ぎ止めてくれるような場所だった。
2021年12月訪問
【あとがき】
5号室レポートはこちら↓
https://sakamotwin.hatenablog.com/entry/2022/01/15/221318
同行者は愛欲空間でお馴染み那部さん。
https://instagram.com/ayuminabe?utm_medium=copy_link
閉業していると思って訪問したラブホが営業していたのでうっきうきで入室しました。帰るときも小雪がぱらつく中、従業員の方が落ち葉掃除をしていて頭の下がる思いでした。大切にされているのがよく分かる素敵なホテルです。