ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

ホテル富貴306号室に潜入

気持ちが重ための女なので好きなものや場所には重たいと言われそうなほど好きになってしまうことがある。

ホテル富貴もその1つで何度訪れても毎度好きが溢れて目が輝いてしまう。暗い話題が多いこのご時世にあいも変わらず輝き、かじかんだ心をそっとほぐしてくれる。

 

今回は小さい部屋を訪問。

富貴といえば大きい部屋だが、小さい部屋もある。フロントで部屋番号を伝えられエレベーターで3階へ。

 

こちらへどうぞ、の誘導灯のとおり迷路のような廊下をくねくねと進む。
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この時点でかなりワクワクしている。
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この廊下はずっと歩いていたい気もする。
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大きい部屋のときはこちら側に来ないので、この廊下目当てで小さい部屋に入るのもおすすめである。f:id:sakamotwin:20221203230607j:image

廊下が緑から赤へ切り替わる瞬間。

 

さぁ306号室が見えてきましたよ。
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いざ入室。

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和室のようでベッドがある和洋折衷なお部屋。
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赤い座布団横に並べてありそっと肩を寄せ座る恋人たちもいただろう。向い合せよりも横並びのほうが二人の距離感としてちょうどいい。
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ベッドルームはシンプルめではあるが、
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壁にかけられた絵やランプが昭和のお家のようでノスタルジックな気持ちにさせる。
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ベッドルームから見た洗面所。f:id:sakamotwin:20221203232025j:image

ふすまに格子があってひとつひとつに手が込んでいるのがよくわかる。

 

昭和~平成初期にかけてはこういう洗面ユニットが主流だったのでは。
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歯ブラシしまうところが懐かしくってたまらない。

 

お手洗いは和式。
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ホテル富貴小さい部屋のお風呂はとてもいいですよ。
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この見事なタイルをご覧ください。f:id:sakamotwin:20221203232531j:image

P型?というのかはわからないけど絶妙なカーブの効いた浴槽。腰掛ける段差もあります。

 

浴槽の深緑、洗い場の黒+水色、差し色にえんじ色。遊び心があっておしゃれで、いい湯だなのリズムでいいタイルだなと歌いたくなる浴室だ。


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外から雨が強まる音が聞こえる。

雨音が心地よくなる部屋でした。

 

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帰りは階段で。

 

吹き抜けの階段。
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この階段は歩くだけで特別な気分になれる。

視覚を好きでいっぱいにできる場所や時間があることは大事だとつくづく思う。はぁ、ホント好き…(気持ちが重ための女が相手に聞こえるようにわざと言うときの口調で)

 

 

2022年 11月訪問