ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

松月502号室に潜入

大都市のホテル街はなんだか目を合わせてはいけない場所のような気がする。誰の目にも触れないように深い色のホテルに吸い込まれるように入った。

f:id:sakamotwin:20220806233852j:image

ここは新宿松月。都会的な駅前とは趣が違うエリアでひっそりと昭和が続いている。


f:id:sakamotwin:20220806235814j:image

2階にあるフロントへは階段で向かう。


f:id:sakamotwin:20220807000039j:image

滴り落ちる花のような照明がよかった。

見とれながらフロントへ。部屋パネルはなく空いているお部屋に通されるシステム。

 

エレベーターで5階へ。
f:id:sakamotwin:20220807002820j:image

人気のない薄暗い廊下を探りながら歩く。
f:id:sakamotwin:20220807002850j:image

おっとこれは隣の部屋。
f:id:sakamotwin:20220807002927j:image

今回入室したのは502号室、葵。
f:id:sakamotwin:20220807003009j:image

各部屋植物の名前がつけられている。

 

スモーキーな色合いの廊下を進む。
f:id:sakamotwin:20220807003305j:image

右の襖を開けると

f:id:sakamotwin:20220807003439j:image

蛍の光だと思った。

写真ではそこそこの明るさがあるが実際はもう少し暗い。

f:id:sakamotwin:20220807003559j:image

どこかの温泉旅館かと思うような調度品。f:id:sakamotwin:20220807003654j:image

鏡台。乱れ箱に収まる浴衣。 置き型の空調。

f:id:sakamotwin:20220807003742j:image

丸い灰皿。

f:id:sakamotwin:20220807003846j:image

湯飲み入れ。座布団。どれも時間を止めて保存していたかのよう。

 

寝室は襖で仕切られた奥に。
f:id:sakamotwin:20220807004214j:image

電気をつけてもこんな明るさ。
f:id:sakamotwin:20220807004240j:image

夜はよほど暗いだろう。この暗さでよく眠れそう。

f:id:sakamotwin:20220807004705j:image

枕元の照明はこんな感じである。f:id:sakamotwin:20220807004845j:image

枕元にも灰皿があるけど寝タバコはダメよ。

 

洗面所の下のグレーの機械はなんだかわからなかった。

f:id:sakamotwin:20220807005127j:image

f:id:sakamotwin:20220807005300j:image

浴室の蛇口がお湯と水でわかれてるのと蛇口スパウトが長いのがよかった。
f:id:sakamotwin:20220807005337j:image

 

タイルやすのこがノスタルジックさに花を添えたよう。
f:id:sakamotwin:20220807005609j:image


お手洗いは和式に被せた洋式スタイル。特に不便さはない。普通に使える。
f:id:sakamotwin:20220807005716j:image

昭和のよさが見事に現存している。文豪たちにここに籠って執筆活動をしてほしい。静かな畳の上で紙をなぞる音が響くのを布団に横になりながら聞いてみたい気もする。
f:id:sakamotwin:20220807010128j:image
慌ただしく過ぎていく都会の時間を少しだけ止めてくれそうな場所だな。
f:id:sakamotwin:20220807010052j:image

フロントに電話をかけ退出。

f:id:sakamotwin:20220807010841j:image

ここまで完璧な昭和をどうか文化として保存してほしいと思う。叶わぬ願いかもしれないけど。だから訪ねては記録しておきたい。

f:id:sakamotwin:20220807011703j:image



新宿のオアシス。松月。

2022年1月訪問

さかも一族につきちゃんが加入しました

2022年4月、さかもゆんゆん丸というかわいい猫ちゃんをお迎えして1年。さかもツインは「もう1匹猫ちゃんを迎えてもいいのでは?」という議論を重ねていた。


f:id:sakamotwin:20220731103453j:image

↑お利口猫ちゃん

 

ゆんゆん丸はたまに便秘するくらいと耳くそが多いくらいで手のかからないお利口猫ちゃんなのと、さかも邸もマンパワーがあるので2頭飼育はなんとかいけそうな状況である。

 

【行きつけの保護猫カフェ、きゃりこ武蔵野店さん】

ゆんゆん丸を引き受けた保護猫カフェきゃりこ武蔵野店さん

https://calicohogomeko.mystrikingly.com/

はさかもツイン好みのかわいい猫ちゃんたちがいっぱいいる。たまにお邪魔するのだがみんなかわいくて猫ちゃんからしかチャージできない『ハッピーチュンチュン(かわいいとか言葉が全部ぶっ飛んでさかもツインが感覚だけで表現した気味の悪い形容詞)』がチャージできる。

ゆんゆん丸を引き取ったときは色々と対応してもらえてスタッフさんの存在はありがたかったし安心できたので2頭目もきゃりこさんから、と考えていた。f:id:sakamotwin:20220731103609j:image

↑きゃりこの推し猫、べーやん

 

 

【大きい猫、つきちゃん】

さかもツインはとにかく大きい猫が好きで、ゆんゆん丸も体重5キロある大きめの猫だけどそれを上いく「つきちゃん」という猫の存在があった。f:id:sakamotwin:20220731103838j:image

パワー強強男子で、きゃりこ時代のゆんゆん丸はつきちゃんを先輩として見ていたのかつきちゃんのようにもりもり食べるうちに保護された頃はガリガリの体があっという間にパンプアップされたらしい。

 

HPにガキ大将お猫さまと記載されておりあまりフロアに出ていなかったつきちゃん。

f:id:sakamotwin:20220731104405j:image 

体が大きいならさかもゆんゆん邸も全く広いわけではないがつきちゃんがかけっこできるくらいの廊下はあるし、ずっと保護猫カフェでお迎えの人を待つ思いはさせたくない、ゆんゆん丸も先輩として仰いでいたわけだし。よしつきちゃんに決めた!という話の流れである。

 

【とりあえずやってみようトライアル】

1匹で迎えてあげられない点は不安要素として大きくあったが、まずはトライアルでやってみましょうという話に進んだ。

 

やんわりとしたトライアルの話が出て1ヶ月くらいの間、つきちゃん大丈夫かな?とかゆんゆん丸はどうなるだろうとか色んな話をさかもツインでした。

まずはトイレを2台置こうということでトイレを増やした。ご飯のお皿も2個に。あとは祈るだけである。


f:id:sakamotwin:20220731105112j:image


f:id:sakamotwin:20220731105218j:image

↑なんかトイレ増えたね❗と話しかけるゆんゆん丸

ツイッターでつきちゃんのトライアルが決まり、祝福の声を目にして皆さんの期待を背負って頑張るぞと気合いが入ったと共に、つきちゃんのカリスマアイドル性に「さすがつき先輩!」とほっこりした。

 

【つきちゃんが来るよ】

そして運命の日、7月2日がやってきた。猛暑日を観測しておりさかもツインねねは暑さでバテお迎えに行けず、めめに全てを託した。家で待つさかもツインねねはそわそわとクーラーをつけ待機。

駅までは迎えに行き、着くと猫ちゃんキャリーと大きな荷物を持っためめがいた。


f:id:sakamotwin:20220731110104j:image

↑なんでこんなとこにつれてこられたのか…と困惑するつきちゃん

 

 

【ご対面】
f:id:sakamotwin:20220731110212j:image

↑家に放たれてゆんゆん丸と1年ちょっとぶりの対面を果たすもお前誰ぞ?状態の2人。

 

最初から会わせちゃった方がいいとのことでご対面させると、つきちゃんは怯え気味(見知らぬ家なので当然)。反対にゆんゆん丸は「パオパォー?」とさかんに話しかけている。もしかしてゆんちゃんってパリキャ(パーティーキャット)?

 

暑かったのでとりあえず水分を。チュールスープを献上するとつきちゃんは「ハギョッハギョッ」と凄まじい咀嚼力でスープを平らげた。パリキャしてるゆんゆん丸のスープまで飲んでソファーの下でじっと様子を見るために籠っていた。

f:id:sakamotwin:20220731110330j:image

 

【四足獣みんな友だち】

予期せずゆんゆん丸のパリキャぶりはうけた。

しばらくパオパォーとつきちゃんに話しかけていたがつきちゃんがうとうとし始めるとゆんゆん丸もうとうとし始めクーラーの効いた部屋で新たなファミリーを迎えたさかも一族はみんなでうとうとした。

 

【つきちゃん正式譲渡】

数日もするとつきちゃんも慣れたようすで家中をいったりきたりするようになった。ご飯も持ち前の食欲でもりもり食べほっとした。ゆんゆん丸は3日くらいあまりご飯を食べなかったのでさすがつきちゃんだと思う。

ゆんゆん丸は猫っぽくないというか犬っぽい?ので、つきちゃんの猫らしさが新鮮だった。まずしっぽが長いのも初めは慣れず「わ!黒長っ!」と驚いていた。


f:id:sakamotwin:20220731111403j:image

どうしても夜中に追いかけっこし、どちらが強いか男同士のバトルが始まり毎度ハラハラさせられるが、出血するなどの大きなバトルがなく、2週間経過したところできゃりこのスタッフさんに家庭訪問してもらい正式譲渡となった。


f:id:sakamotwin:20220731111837j:image

↑シーバを咥えベッド下に籠るつきちゃん

 

見慣れたスタッフさんなのにベッドの下に隠れてでてこなくなってしまったつきちゃん…すっかり家猫です。もしかしたら連れて帰られると不安になったのかもしれません…

 

 

スマッシュブラザーズ

その夜はストレスなのか夜中大騒ぎで、昼間「大きな猫ちゃんが2人いる…幸せ」とぱやぱやしていたさかもツインは夜中「マジで大丈夫なんか~」と不安を漏らしたという。

その日から夜中に騒ぐことを「スマッシュブラザーズ(大乱闘の意)」と言うことになった。

 

昼間しっかり遊んだ日にはスマッシュブラザーズは比較的落ち着くので今も様子を見ているところである。

スマッシュブラザーズをやったあと、隔離しよといって部屋を分けても結局同じ部屋で寝ていたり2人の距離感はよくわからない。


f:id:sakamotwin:20220731112151j:image

スマッシュブラザーズ後の穏やかタイム。

 

つきちゃんの方が強いのだが先住ゆんゆん丸が1番とされているのが気にくわないつきちゃんと、いつもつきちゃんに負けて悔しいから頭猫パンチしてやれ(弱弱パンチ)がスマッシュブラザーズに発展するようだ。この辺の折り合いが早くつけばいいなと思っている。

それでもおしりのにおいを嗅ごうとしたり、つきちゃんがゆんゆん丸の体を3なめくらいしたりと日々変わる距離感に翻弄されている。予測不能の展開が刺激的な毎日である。

 

【どうだい我が家は】

もうそろそろつきちゃんがきて1ヵ月。f:id:sakamotwin:20220731112745j:image

我が物顔で寛ぐつきちゃんがいる。けつをポンポンしてくれしてくれとなぉーーとやってくる。けっこう甘えたがりさんである。かわいい。よし、その調子!最近はゆんゆん丸の鳴き声を真似してるのかダミ声なぉーからパォーに変わりつつある。かわいい。よし、その調子!

 

ゆんゆん丸は遠慮してあまり鳴かなくなってしまい、今までのようにちやほややれ王子様やれ天使様やれ玉のやうなお子扱いが70%くらいしかできなくて申し訳ないと思っている。


f:id:sakamotwin:20220731113037j:image

 

つきちゃんが来てゆんゆん丸もたくさん走るようになって、つきちゃんの食べ残しまで食べるようになってまたパンプアップされつつある。うんちもほぼ毎日出るので安心だ。

 

これでよかったのかは正直猫に聞いてもわからない。毎日悩みながらもなんとかやっている賑やかな日々ができるだけ長く続けばいいと思う。

 

f:id:sakamotwin:20220731113503j:image

↑両手に猫

ゴールデンカムイのイケメンたちに恋するなら~完結記念編~

先日愛読していたゴールデンカムイが最終回を迎え1つの物語が美しく幕を下ろし胸がいっぱいになったところである。


f:id:sakamotwin:20220724235954j:image


ゴールデンカムイ公式サイト 

(以下画像は公式ホームページより)

 

最終巻では加筆された部分が登場人物の心のうちを些細な目線や仕草で表現しておりより深みがあるフィナーレを迎えていた。人生で読んでよかったと思える漫画に入る。樺太編でのとある『再会』のシーン、最終章の『祝福』に関しては漫画史に残すべき、いやもう国宝かっというくらい尊きものだったので興味がある方はぜひ読んでほしいし、読んだ方とは感想を語り合いたい。

 

 

さて、ゴールデンカムイに登場するイケメンたちには何度も恋しているようなものですが、皆様は誰推しですか?2019年にもゴールデンカムイに登場するイケメンたちに恋するならというブログを書いていますが、3年半経過し、登場人物たちの変化もあるので改めて。おすすめ度合いを%で書きましょう。(ネタバレはないよう気をつけてはいますが、絶対ではないかもしれないので気をつけて…)

 

https://sakamotwin.hatenablog.com/entry/2019/01/04/230545

 

おすすめできるイケメンたち

杉元佐一(おすすめ度100%)

どんな状況でも果敢に挑み時に優しく時に雄々しく振る舞う姿は頼もしいです。強いだけじゃない、優しいというのがポイント。アシリパさんのことをきちんとさん付けするし(敬意をもって人に接する)、困っている人に手を差し伸べることができる人です。発言したことに対しては必ず守るという芯の強さ。その優しさを兼ね備えた強さはどこからくるのか?

きっと結核のお父様や目が不自由になった梅ちゃんなど守るべき存在を心の片隅に置いてたからではないでしょうか。手を差し伸べることを経験してきたからこそできるその自然な優しさ。そして幼馴染の寅次に託された「約束」。人のために何かをするという気持ちが杉元の原動力な気もします。

f:id:sakamotwin:20220724223141j:image

前回では梅ちゃんに未練が…と書きましたが今回は撤回します。未練というより使命だったのかなと。

恋人にもいいけども、人生の伴侶にもおすすめです。人として完成されているところに私も惹かれました。全人類杉元に惚れろ!と言いたいです。

 

 

白石由竹(おすすめ度75%)

初めはヘラヘラした調子のいい囚人だったんですよ。だけども物語が進むにつれ白石の中で自分だけの人生から人に託されたものを繋ぐ人生に切り替わってそこから推せる人になりました。

調子のよさが場の重たい空気を和やかにしたりするので職場に1人ほしい人材でもあるかな。爆薬無駄にしたり取り返しのつかないおっちょこちょいさはなんか憎めないキャラでもさすがに憎まれちゃうけども、沈んだ気持ちに寄り添ってほしいときは案外こういう人がいいのかもしれないですね。

 

 

キロランケ(おすすめ度60%)

多分前回のおすすめ度よりも評価は下がっています。まぁ自分の理想を追い求め家庭もほったらかしにしているので恋人向きではないでしょう。

強かさや色気に関してはずば抜けているので、放っとかれても動じない女子にはおすすめです。「私を見てよっ!ぴえん!」みたいな人には杉元をおすすめします。

 

 

谷垣源次郎(おすすめ度100%)

みんな大好きセクシーすぎるマタギの谷垣です。f:id:sakamotwin:20220724231030j:image 

物語序盤ではザ兵隊さんという感じの厳しい面しか出てきませんでしたが人と関わるにつれ穏やかで愛らしい性格がでてきましたね。

カネモチをせっせと作る家庭的なところもあります。常々自分の役目を考えて組織というか関わる人との調和を大事にしているところがいいですね。杉元に続きこの人も恋人にも人生の伴侶にも太鼓判を押しときます。

  

 

牛山辰馬(おすすめ度100%)

ネタバレになるから多くは語りませんが、漢の中の漢です。かっこよすぎる。前回でも療養中の家永にお食事食べさせてるシーンがいい、と取りあげていますがそういう優しさが沁みますね心に。

 

 

門倉利運(おすすめ度50%)

管理職ながらもとっつきやすいとろりとした人柄でいい人だと思います。やる気なさそうに見えてやることはしっかりやるタイプなんだけども、なんだけどもその引きの強さというか貧乏くじを引くタイプというか!運に翻弄されすぎてる!

その運に巻き込まれてもいい人にはおすすめ。運が普通だったらおすすめ度は80%です。

知人になんだか貧乏くじを引くタイプのご夫婦がいるのですが、プロポーズの日は台風で大雨、婚姻届を出す日も大雨、という運でした。でも2人仲良くにこやかに過ごしているので運というより相性のほうが人生には必要なのかもしれません。

 

キラウシ(おすすめ度90%)

門倉といいコンビなキラウシ。バッタにやられた集落からニシン漁に出稼ぎに来てそのまま金塊争奪戦に巻き込まれていくのですが、ごくごく一般的なおおらかな人物から最終章でぐっとアイヌの未来のためにと覚悟を決めたであろうシーンが地味ではありますが印象的でした。

門倉とのやりとりもおもしろいです。心を通じ合わせたときに流れる緩やかな時間が想像できます。どんな関係でも末永く付き合っていきたいタイプです。

 


f:id:sakamotwin:20220724235938j:image

 

 

鶴見篤四郎(おすすめ度20%)

本心が読めない!ミステリアスでかっこいいも度をすぎると困惑しちゃうのです。何を大切にしているかわからない人とはわかり合うのは難しいかな…もし鶴見さんのこと好きになっちゃった…と言われたらなぜ好きか今後どうなりたいのかとか詰めちゃうかも。深い関係にならないほうがいいです。アバンチュールしたい人にはおすすめです。

 

 

 

月島基(おすすめ度65%)

悪い日とじゃないんです、が、付き合う人を間違えると闇落ちしちゃうんです。強いし、誠実だし、淡々としてるところなんかいいですよね。行きたいところについてきてくれそうな優しさがあります。多くは語らず少しふふっと笑ってくれれば満足です。

でも恋人にするなら、を語る前に己自身が光であるか闇であるか胸に手を当て考えなくてはなりません。闇である場合は月島のことを考えてどうか離れてほしいです。

 

 

鯉登音之進(おすすめ度75%)

まだまだ青年らしさがありまっすぐです。それが眩しく見えてしまうところもありますが、その輝きでしか救えない闇もあったりします。本作では名コンビな月島と鯉登なのでこういうカップリングをイメージしたら月島は幸せになれるのでは。

初デートでキェェ(猿叫)を連発されてゲンナリしちゃうタイプの女子に鯉登は渡せん!キェェを許せ!そして愛せ!

 

 

菊田杢太郎(おすすめ度80%)

頭のきれる人という印象ですが、杉元の若い頃の面倒を見たりとアニキ肌で存在感のあるキャラクターです。この人には幸せになってほしい、と思うのですが頭がきれるゆえに仕事で苦労しそうで。現代社会にいたら過労死してしまわないか心配しちゃう。

鶴見さんと同じくミステリアスな人です。仕事内容とか趣味とか絶対教えてくれなさそうだけど(業務上の守秘義務)、表向きはよくしてくれそうな気はします。(襟巻き返してやれよな!)

 

有古イポプテ(おすすめ度80%)

ピュアみは谷垣や鯉登と同じくらいあります。そこまで登場シーンが多いわけではないので人柄を読み解くのは難しいのですが、ピュアみで勝負!私的には結構好きなキャラクターです。
f:id:sakamotwin:20220724235923j:image

 

 

 

宇佐美時重(おすすめ度0%)

友人が「宇佐美が好き」と言ったら…

逆に問う。どうして好きになったのか。1番、いっちばん好きになってはいけない人でしょうが!正気か?と。

危険人物なので離れた方がいいんですけど、そういう人が好きな人もいるからね。一般的な幸せを望まなければヨシです。キャラクターとしてはかなりおもしろいですよね。そのおもしろさを高揚させてくれる人=好きな人と捉える感覚があるとしたら感受性を鍛え直してから恋人探しの旅に出た方がいいです。

 

 

ヴァシリ(おすすめ度85%)

樺太ではクールな面しか見られずでしたが、北海道に来て杉元たちと行動を共にしてからチャーミングな面が見え始めましたね。好感度は爆上がりです。

絵を描くところなんかも教養の高さというか品があるのでチャーミングさはお育ちの土台からくるもの恐怖もあるのでしょうね。狙った獲物は逃さないの執念は恋愛面では純愛ではあるけども、歪むとちょっとに感じるシーンもあると思う分の-15%です。

 

 

 

尾形百之助(おすすめ度0%)

幸せになれないよこんなん、ってほど闇しかない。だけどその闇に飲まれたら光を見ずに死んでもいいわと思えるほど美しいのよ百之助様は。

私の最推しキャラクターです。近年稀にみるほどのどはまりです。物語が進むにつれ闇を際立たせ、私が選んだ男は決して幸せな未来を見せてくれはしないけど美しく、百之助様を愛した時間全てが宝であると言いきれるわけ。選んだことに悔いなどないわけ。

ハハッと鼻で笑うあの顔、髪をかきあげる仕草、宇佐美上等兵との因縁の対決のあの目線!どれもこれも色っぽーい!

生まれ育った環境から複雑な人間となってしまい、一般的な幸せというのを体感していないところからせっせと愛情を育んでいけるのか不安になりそうです。聖母レベルの愛情をひたすらひたすら注いでも、彼自身がそれを受け入れることに罪悪感や抵抗を感じて「重い」と逃げてるんだろうな…百之助様の愛しかたがわからないっっ!

だけどその成長を見守るという点に置いては人生を懸けてでも挑戦してみたいところではあります。

 

男を見る目のない人ほど寡黙な男を選びがちじゃないですか?見る目のないと言ったら失礼だけどコミュニケーションをとるのを苦手とするから見る目がないわけで、相手が寡黙であるとちょっとほっとしてしまうところもあるのでしょう。寡黙であっていいのは自身に芯があるタイプの牛山さんとか谷垣とかです。百之助様の人間関係の土台のない寡黙さはそっとしておいてあげた方がいい場合もあるのです。

寡黙につけこむなよ、コミュ力低そうって安心すんなよ、そういうとこだぞ、己自身も成長せよって話ですが…なんか話がずれてますよね。百之助推し女子で合宿して一晩中百之助様の魅力を語り合いたいな…。

 

百之助様と地獄に落ちてもいい、その覚悟で愛してますのでみんなも一緒に地獄に落ちよ。ある意味おすすめ度1000%の男です。

 

皆様はどのキャラクターが好きですか?全登場人物を取りあげられなかったのでこの人もぜひ!というのがあればコメント等ください。

 

何はともあれ作者の野田先生、素晴らしい長編漫画を描いてくださりありがとうございました。1番推すべきは野田先生なのかもしれません。次回作も楽しみにしてます。では。

 

 

 

 

ホテル Q&P 308号室に潜入

ラブホテルにメリーゴーランドがあって、しかもそれが馬ではなくイルカとシャチとなれば一目拝んでみたいというのがオタク心。新幹線に飛び乗り大阪十三のホテルQ&Pへ。

f:id:sakamotwin:20220710223945j:image

 


ホテル Q&P (キューアンドピー)|大阪府 大阪市淀川区|ハッピーホテル

公式ラインがあるので友だち追加すると部屋のフォトギャラリーが見られたり予約ができるので、興味があればぜひQ&Pと友だちになってほしい。  

平日は休憩の予約もできるとのことで、電話予約した。人気のホテルのようで訪問時はほぼ満室だったため行きたい部屋があれば予約するのが吉だろう。

 

左下にホテル7ジョーカーという看板が見えるがここがQ&Pである。リニューアルしたのかな。
f:id:sakamotwin:20220710224231j:image

フロントで予約名を告げるとお部屋へどうぞと言われ308号室へ。部屋の自動精算機で会計なので、鍵を渡されることはない。
f:id:sakamotwin:20220710224422j:image

よく見たことのあるアヒルのキャラクター。ピンクの扉がかわいらしい。

f:id:sakamotwin:20220710224556j:image

この瞬間はいつもワクワクするけど、シャチが見えた瞬間並外れのワクワクの波に飲まれた。


f:id:sakamotwin:20220710224708j:image

シャチよ!イルカよ!


f:id:sakamotwin:20220710224733j:image

以前は動いていたのだろうボタンは何度押しても何もなかった。形が残っていてくれるだけでありがたい。テーマパークのようなラブホは関東にはあまり見受けられないのでさすが関西だなと思う。

 

ベッドはシャンデリアに照らされていいゴージャスさがある。
f:id:sakamotwin:20220710224915j:image

 

照明が赤だけになると部屋が真っ赤になる。率直な感想は「赤すぎて何も見えん!」でした。
f:id:sakamotwin:20220710230819j:image

 

シャチ越しのベッド。
f:id:sakamotwin:20220710230946j:image

 

横に小人が見えるだろうか?

f:id:sakamotwin:20220710231043j:image

突然のガラス越しの小人の登場に驚かれた方もいるだろう。

f:id:sakamotwin:20220710233506j:image

監禁?


f:id:sakamotwin:20220710233550j:image

ではなくて浴室のオブジェ?のようである。


f:id:sakamotwin:20220710233622j:image

多分、7人いる。


f:id:sakamotwin:20220710233656j:image

広い浴室で小人に見守られる気分をぜひ皆さんにも味わってほしい。

 

浴室の向かいが洗面所、写真右がトイレである。
f:id:sakamotwin:20220710234130j:image

 

洗面所はアメニティが揃っていて清潔で使いやすい。
f:id:sakamotwin:20220710233858j:image

f:id:sakamotwin:20220710233822j:image

 

洗面所とトイレのしきりドアはない。洗面所への扉をしっかり閉めればプライバシーは守られるタイプの作りだ。
f:id:sakamotwin:20220710234256j:image

ちなみに洗面所への扉はよく見たことのあるねずみのキャラクター…。
f:id:sakamotwin:20220710234037j:image

お茶セットも冷蔵庫も、扇風機もある。
f:id:sakamotwin:20220710234423j:image
レトロさもありつつ過ごしやすい配慮がされているホテルだ。
f:id:sakamotwin:20220710234540j:image

これはなんだかよくわからないボタン。

 

賑やかな大人の街だなと思った。
f:id:sakamotwin:20220710234648j:image


f:id:sakamotwin:20220710234729j:image

このユーモアをどうかこのまま、暗い時代を明るく照らしていて。

 

2022年 5月訪問

ホテルリープハーバー枚方413号室に潜入

昭和ラブホテルを巡る前までラブホテルと言えば大きめのベッドと2人がけのソファー、ちょっとしたテーブルがあって、それにスロットマシンやマッサージチェアを置いたらぎゅうぎゅうなシンプルなお部屋というイメージだった。

なのでこの数年広いお部屋や凝った装飾のあるラブホテルを見てきてすっかり概念が覆された。リープハーバーもその1つであり、ここに現役(彼氏がいた古の時代)の頃来ていたらどんな気持ちになったか、というのを考えてしまった。きっとはしゃいで大喜びしたに違いない。

 

https://happyhotel.jp/hotels/612188

 

香里園駅からタクシーで5分ほど。
f:id:sakamotwin:20220625233136j:image

交通量の多い主要道路が走っている他は静かな場所にぽつんとある。ビル形式のホテルだが、お部屋ごとに駐車場がありそこに車を停め中央のビルのエレベーターから各部屋に行く形式になるのでお部屋番号はしっかり覚えておいてね。

徒歩勢は駐車場の空いているお部屋をチェックしてビルの無人フロントから電話で「○号室に入りたい」と伝えるみたいです。(入りかたが分からず困惑したが電話して親切に教えてもらったのでよかった😊)

 

エレベーターはミュシャ風。
f:id:sakamotwin:20220625233851j:image

ひっそりとした廊下を進みます。けっこう広くてびっくりする。

f:id:sakamotwin:20220625233958j:image

今回選んだのはチャイナ風なお部屋。迷ったらチャイナ部屋にしたらいいって風土記にも書いてあるし(書いてない)
f:id:sakamotwin:20220625234103j:image

この入り口から期待値が高まりますね。


f:id:sakamotwin:20220625234758j:image

ほら、正解。

このバーカウンターを見た瞬間こんなラブホがあるのッッ!?って度肝抜かしましたね。おしゃれすぎるだろって。

こんなん上海の雰囲気のいいノスタルジックバーじゃないですか。
f:id:sakamotwin:20220625234948j:image

カウンター内には赤いベロアの椅子。
f:id:sakamotwin:20220625235105j:image

外には黒の椅子が4脚。

バーごっこしてたら1日あっという間に終わってしまいそう。

 

バーカウンターからベッドルームを覗ける形になっている。
f:id:sakamotwin:20220625235245j:image

ベッドヘッドは鏡ばり。
f:id:sakamotwin:20220625235517j:image

よくできた空間だなと思う。
f:id:sakamotwin:20220625235621j:image

さらに奥にはバスルームの仕切り窓が。


f:id:sakamotwin:20220625235716j:image

チャイナ風の女性がしなやかに踊っていてこちらまで小躍りしたい気分になる。

 

バスルームは赤い照明でムーディーな雰囲気。
f:id:sakamotwin:20220626010704j:image

はい、みなさんの大好きなスケベ椅子ですよ。
f:id:sakamotwin:20220626010815j:image

 

浴室からはこんな感じベッドルームを覗けます。
f:id:sakamotwin:20220626010923j:image

 

洗面所の奥にはサウナ。
f:id:sakamotwin:20220626011022j:image

アメニティも充実してます。

f:id:sakamotwin:20220626011143j:image

天井が鏡ってなかなかしゃれてる!

f:id:sakamotwin:20220626011339j:image

オレンジ×白の御手洗いもしゃれてる!

 

自販機のハート窓もしゃれてる。
f:id:sakamotwin:20220626011528j:image

とにかくどう過ごしても楽しいだろうなという部屋。

f:id:sakamotwin:20220626011645j:image


f:id:sakamotwin:20220626011848j:image

君がみ胸に抱かれて聞くは夢の支那部屋鳥の歌。

f:id:sakamotwin:20220626011936j:image

蘇州夜曲を沿えて素敵な支那の夜を。


Soshu Yakyoku 蘇州夜曲 1 - 李香蘭 - YouTube

 

2022年6月訪問

 

あの空間にこの身を溶かしたい

近代建築が好きで機会があれば都内や出先で洋館巡りなどをしている。最近は昭和のかほり漂うラブホ訪問が多いが、元々は古き良き時代を重ねたものへの興味というところからきている。

先日京都に訪問し、ずっと気にはなっていたけど行く機会のなかった場所へ行ってきた。


f:id:sakamotwin:20220620220107j:image

建物内部には入れなかったが外観と庭園の見学で大満足して帰ってきた。
f:id:sakamotwin:20220620220205j:image

このドーマー窓最高…

クゥッ🥺
f:id:sakamotwin:20220620220336j:image

耐震などの関係で現在入れずなのでいつか耐震面などクリアして展示を再開するときは必ず行こうと思っている。
f:id:sakamotwin:20220620220439j:image

 

まぁ、すっかり惚れ込んでしまったのです。この建築美に。

調べてみると他にも手掛けた建築物があるそうで、そのうちの1つが現在は結婚式場として使われている場所でした。

えと…結婚式以外の用途は…ない…ですか。

特別見学会とか…ない…

一般開放とかも…ない…ですね…

ん~カフェやレストラン営業とかも…?はぁ、ないですか。

と、いうことはここで挙式を挙げないと入れないんですね。

え~…現実が厳しすぎる!

 

なんていうかさ、30代前半までは『結婚✨』みたいな気持ちもあったんですよ?ですけどね、結婚したいと思ってもこればっかりは1人じゃできないんですよね。そんな気持ちと折り合いをつけて、人と生きるのって難し~という現実を散々受け入れて、周りの友人が結婚していくのをおめでとうと言いながら置いていかれたようで寂しい気持ちに蓋をして、ようやく今ゆんゆん丸とめめちゃん(妹)と穏やかな日々を送っているところですのよ?

ゆんゆん丸と暮らす日々にめちゃくちゃ満足しておりゆんゆん丸のかわいさに独身時代に負った悲しきメモリーたちが浄化されていくわけ。

 

めめちゃん(妹)とも衝突しながら、これは命を分けたさかもツインですら一緒に暮らして揉めたりしんどいときがあるのに、赤の他人と恋愛の気持ちをより大きな感情と絆に変え育んでいくって無理じゃね~?今さら無理じゃね~?そんな忍耐力ないよ。

 

でもさ


f:id:sakamotwin:20220620221533j:image

(公式ホームページより↑)

このシャンデリア、床タイルを見たらはわはわしちゃうわけ。

こんなん一生に一度は足を踏み入れこの空間に身を溶かしてみたいわけ。

 

クゥッ…

あたしどーーしたらいいの?

日々苦悩してますわよ。今さら婚カツとかきつい~!知らない人とご飯食べに行くだけで2日間寝込んじゃうわヨ絶対。精神疲労ぱないでしょ。1人でご飯食べる幸せと気楽さを知ってしまったら戻れないわよ😭

それに「私、ラブホ巡りと死んだふりが趣味なんですけどその趣味に理解を示せとは言いませんが口出しはしないでください」的なこと言えないよ…。怖すぎる。ポップに言うしかないかな、死んだふり一緒にしよーぜ!とか。ねぇ。

 

今まで行きたいと思う場所は果敢に飛び込んでいきましたわ…大体の思いどおりに行動してきたけど今回ばかりは難しいかもしれなくて苦悩してます。

 

建築物を諦めればいいじゃんってそんな簡単に諦められるほど安い女じゃなくってよ(なんで威張るんだよ…)

蠍座なので執念がやばいんですよね。はぁ、どうしても入りたい。嘘でもいいから結婚しないと無理だ…ペアーズやろうかな…1回やってみたけど、本当に性に合わなすぎて無理でした。いいねとか値踏みしてんじゃねーよってなるから押せないし押されても困惑だし。

 

うちには白猫の王子さまがいるからね。
f:id:sakamotwin:20220620222257j:image

ということで7月、もう1人白黒猫の王子さまを迎える予定です。ゆんゆん丸とうまくやれたらそのままさかも一族にお迎えしますが、どうなるか全く予測できずまずはトライアルで頑張ってみます。

ゆんゆん丸と合わなければ保護猫カフェに戻る形になるのでなんとか…なんとかさかも一族に馴染めるよう祈るのみです。婚カツしてる場合じゃないね。うん、しゃーなししゃーなし。

背中に火をつけろ

 京都には元遊郭の物件で火療という中国の温熱療法が受けられる場所があるというのを以前ツイッターで見かけてずっと行ってみたいと思っていた。

https://twitter.com/akasasimi/status/1312239013340749825?t=YPzLb-vEIHviXRA8uN0dDg&s=09

5月、6月と京都に行く機会ができたので思いきって予約をして念願叶い火療を受けてきたのである。

 

https://ryokan-kaori.com/

予約は電話のみ。意外とあっさり予約がとれた。京都には何度か行っているが橋本に行くのは始めてでシャルマンやホテル富貴に行くときによく使う京阪電車に乗ってワクワクしながら駅を降りた。静かな無人駅で辺りにはコンビニもなくきっと昔は遊郭だったのだろうな、という建物がちらほらと見受けられ歩くのが楽しい場所というのがこの街の印象である。

 駅から徒歩数分。
f:id:sakamotwin:20220618233238j:image

橋本の香さんに到着。


f:id:sakamotwin:20220618233414j:image

入る前から期待値が高まる建物です。

f:id:sakamotwin:20220618233756j:image


f:id:sakamotwin:20220618233817j:image

おじゃましますと引戸を開けると中から女性が出て来て「火療ね~はじめて?」と聞かれ施術の部屋に案内される。

f:id:sakamotwin:20220618234141j:image

このタイルや欄間、鶴の障子細工など美しさが一気に視界に飛び込んできて「は…すご…」くらいしか言えない生き物になってしまった。
f:id:sakamotwin:20220619214935j:image

天井の曲線美よ。たまらん!


f:id:sakamotwin:20220619215710j:image

2階に上がるとステンドグラスが印象的なお部屋の隣に火療が受けられる部屋がある。今回レトロなものがお好きなKマさんと一緒に行ったので2人同時の火療である。

初回は背中、2回目以降はどこでもできるとのこと。

最初にファイヤーするのはKマさんからとなり上半身は脱衣しうつぶせになってタオルをかけられる。

アルコールをしゃばーっとたらしチャッカマンで点火🔥

めらめらと炎が立ち上がります。f:id:sakamotwin:20220619220024j:image

ずっと燃えたままだと熱いので頃合いを見て濡れタオルを被せて消火を何度か繰り返し漢方オイルをぬってビニールをかけてうつぶせになって休みます。

「2人で来るといいよ、1人が写真とれるネ」とのことで燃えてる姿を写真に収めたければぜひお誘いあわせの上お越しください。

 

次は私の番。

燃えるのどんな感じだろう~とワクワクします。マッサージ全般大好きでやったことないものは挑戦したい、いざ!的な気合いで燃える恐怖心は全くなかった。

 

チチチ、ボッ(火が着く音)

あ~じわじわと暖かくなってく。小学生のころの冬の屋外体育で日差しが暖かい~って感じる感じだ!

あ~熱さが増していく

バッ(濡れタオルがかかる音)

火が消えても温もりはキープされてる。じんわりする~はひ~気持ちいいな!

チチチ、ボッ(火が着く音)

やっぱり日差しの温もり。さっきよりも暖かくて気持ちいい。温泉やサウナ、ストーブとは違う暖かさ。くせになりそう!

 

というのを繰り返し漢方オイルをぬって少し休みます。オイルもいいかおりでリラックスぅ…と思ったら爆睡。そういえば「火療やるとよく眠れるヨ」って言ってたな。オイルのところがヒリヒリと熱を持つけど心地いい~。体のだるさやいやーな重さが抜ける。

 

なんだかんだうとうととして2時間くらい休ませてもらいました。起きて体はすっきり。初めての経験に「面白かった!」という感想が1番にでてきます。

この1ヵ月後、2度目の訪問を果たしますが、今度はお腹に火療をしてもらいました。

「女の人はお腹冷えてる。火療やると生理痛なくなるよ」とのことでやってもらったところ、本当に生理痛がなくなって(普段屯用鎮痛薬2~5回位飲むのが飲まなくていいくらいのレベル)感動しています。

生理痛にお悩みの方(まずは病院に行って疾患の有無を確認、薬などとうまくお付き合いしてそれでもつらい、色んな緩和できるものを試してみたいという状態)は1度試してみてはどうでしょうか。

 

火療受けてみてわかったのですがやはりお腹の辺りだけ皮膚温が低くいつもひんやりしてたのがなくなり冷えは万病の元だわな、と思います。中国の伝統療法っておもしろい。

 

 

治療後は建物の見学をさせてもらいました。

ちなみに火療を受けなくても500円で見学できます。事前に電話しておくとよさそうです。

宿泊もやってるのでそれはいつか泊まりにいきたい。元遊郭の旅館も今や数えるくらいしかないので。


f:id:sakamotwin:20220619222432j:image

御手洗いの小便の文字はなかなか大胆でいい。
f:id:sakamotwin:20220619222450j:image


f:id:sakamotwin:20220619222531j:image


f:id:sakamotwin:20220619222555j:image

これは1階のステンドグラスを2階から見下ろしたところ。
f:id:sakamotwin:20220619222727j:image

息を飲む美しさよ。
f:id:sakamotwin:20220619222938j:image

こちらは2階のステンドグラス。f:id:sakamotwin:20220619223117j:image

 

もともと橋本には80件ほどの遊郭があったそう。数年前オーナーさんがここを買い取ったけども売りに出されて買い手が着かず解体されてしまったところもあり、本来なら文化財として手厚く保護されてほしいけども難しいよねと話をした。

買い取ったときはボロボロでたくさん直すところあって大変だったヨと話していたが、本当にいい形で今に繋いでくれていると思う。それはあの場所に入って感じればわかるはず。

古き良きを維持するパワーに触れて背中だけではなく心にほんわりと火が灯った。

 

いつか行きたいがまた来るねという場所になり、できれば末永くこのまま未来へ繋いでほしいと埼玉からひっそり願っているのである。

 

 

2022年、5月6月訪問

 

 


新むつ旅館に泊まった話

https://sakamotwin.hatenablog.com/entry/2020/10/30/234948

 

白さぎ荘に泊まった話

https://sakamotwin.hatenablog.com/entry/2019/11/09/002359