メルヘンという部屋とファンタジーという部屋が目につきどちらにしようか悩んだとき迷わずメルヘンを選んだのは乙女心からかもしれない。
吸い寄せられて訪問したホテルシルクロード102号室。
駐車場と場内の道がやや狭めなので駐車するときはご注意を。
白いドアを開けいざ入室。
メルヘン?
にしては茶色いな。もっとこうピンクとかパステルカラーなイメージだったんだ。
ノアの方舟…?
ノアの…方舟…。
ベッドヘッドの鏡が素敵です。
天井は星空の壁紙で、照明があたるとそれはもうとてもロマンチックでした。
カラオケもあります。
圧倒されてるとフロントから「休憩ですか?」のお電話。休憩ですと伝えると「ごゆっくりどうぞ」とのこと。静かな夜の静かなラブホのこのやり取りは結構好きだったりする。
お茶セットの昭和感。レトロ風じゃなくて本物の昭和。
カチコチと時計の秒針が聞こえる。
どこか懐かしい音。学校を休んだ日のまどろんだ昼下がりに聞こえてくる音のようだった。
浴室はこじんまりとまとまっている。
あ、かわいい猫ちゃん。ワンちゃんもいる。ここらへんにメルヘン要素あり。かわいい。
洗面所の丸い鏡がとてもいい。
このバスマットの絶妙な模様が好き。
夜空のデザインガラス。見かけることも少なくなってきたわね。
お手洗い。
星空夜空を眺めていたらメルヘンな気持ちになったかもしれない。
さぁ帰ろう。フロントに電話すると料金を伝えられ呼び鈴が鳴った。精算口がパカッと開くときの音がおもしろかった。
この看板はどうか末永く光っていてほしい。
2022年4月訪問。
※シルクロードというラブホテルはいくつかあり、今回は大分県杵築市のシルクロードに訪問しました。
愛読のハッピーホテルの情報がほぼなかったので中の様子が伺い知れてよかったです。
このように薄いグレーの文字のものは閉業してるのかすらわからなかったりするので祈るように訪問することもあります。