ここから先は私のペースで失礼いたします

さかもツインの健康で文化的なようでそうでもない生活をお送りいたします

北の大地が仕掛けてくる 2日目

朝起きると薄ら曇の空だった。どんよりとはまた違う、水曜どうでしょうノルウェーあたりを走っていた時期にやっていたフィヨルドの恋人のときのような色で北国に来たという実感が湧いてきた。

 

朝食会場に塩辛があったのでそれでもりもりご飯を食べ支度する。テレビをつけるとミスターがサンマ漁について語っていた。落ち着いた番組に落ち着いた雰囲気で話す姿を見て時の流れと懐かしさを感じた。初恋の人な再開したような気分である。

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外に出ると白んだ空から少し晴れ間も見えてきた。2日目スタートである。

 

 

〚那部さんと再会〛

昨日那部さんが宿泊したラブホに到着。昨日は真っ暗で分からなかったホテルの外観もはっきり見え凝った造りを見て来てよかったなと思う。

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朝の支度を終えた那部さんと合流し、3つあるうちのお目当ての部屋が空いていたのでそちらにチェックイン。AM9:00 朝っぱらからラブホである。

夜のラブホもいいのだけど日中のラブホもいい。時間の経過とともに色を変える姿を見れば良さがわかると思う。

 

 

〚赤ければ赤いほどいい〛

入室すると全体的に赤い部屋で予想以上の良さに惚れ惚れしてしまった。
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窓を開けると
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広大な田園風景が広がっており空気がおいしかった。壁一枚隔ててきらびやかな赤い世界にいるのが不思議になる。

 

統一感のある色の使い方がとても良くこの部屋が気に入ってしまった。
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浴室まで赤い。
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赤ければ赤いほど、いいよなぁ〜なんてニヤニヤしていた。雪国の白んだ世界にこの赤はあまりにも情熱的で美しい。

 

花王のお月さま発見。
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ベッド横のクーラー(現在は使えないようで、別にエアコンがある)や
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ストーブなど
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昭和生まれの私でも見たことのないものがあり、形として残っている。博物館に来たみたいと言ったら言い過ぎかもしれないけど仰々しく残しているものではなく当たり前の暮らしの名残がこそっとあるのが感傷的にさせる。

 

退室前にフロントに電話してこのホテルに来られてよかった、素敵な部屋だった、と話すと物腰の柔らかい御婦人が「あら〜古いだけでなんもなくて」と謙遜しながらも親切に話してくれ、何もない土地をずっと走ってきたから人の温もりに触れることが普段の何十倍も温かさを増して感じられて帰宅した今でもあの電話のやりとりを思い出すと嬉しい気持ちになる。

人にやさしく出来なくなったらまたここに来たい。人の優しさが際立つのも北国のシンとした空気感のせいだろう。

 

 

〚看板をたよりに〛

1度そのホテルを去り、昨日外観だけ見たホテルへ向かう、その前にお昼ご飯を食べに行こう。辺りに本当になにもないのでわざわざ探して行かないと食事する場所にたどり着けないのである。

 

広大な墓地ゾーンを再び通り、死後自分の遺影をどうするかの話を那部さんとした。

ラブホでキャイキャイしてる写真がいいよね、なんてふざけて話したけど身内に見られるとまぁまぁマズいので私は猫を抱っこしてる写真がいいなと思った。自分のフォーマルな写真がない独り身というのは結構困る問題だと思う。みんなどうしているのだろうか。

そんなことを話していると、ラブホらしき看板が見えてきた。

 

「あっ!!」
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事前リサーチで出てこなかったラブホの名前。廃業しても看板だけ残っているということは珍しいことではない。

「戻ろう!」

車内は緊張感と興奮で異様な空気になった。

 

通り過ぎてしまったためUターンしこの看板から2㌔を慎重に進む。助手席で那部さんがスマホ検索をかける。

2㌔進んだところには特に何もない。民家にしては三角屋根が妙な作りの建物がありもしかしたらここだったのかもしれないね、という結論に至った。
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来た道を戻る。こうやって看板を頼りにラブホを探しに行くのも楽しいなと思った。

 

〚ランチタイム〛

寄り道をしながらもお目当てのスープカレー屋に到着。この旅で1番北海道らしい食事である。

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揚げた野菜とチキンがとても美味しかった。

 

駐車場の奥にAコープがあり、旅先でAコープを見つけるとご当地のものだったり新鮮な野菜果物が売っているのでここにもなにかあるかなと期待して入ったらどこかの島の商店くらいのシンプルなラインナップだった。おやつと飲み物を買う。
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10kg入の玉ねぎが二重扉の間に売っていてスケールでかいな〜とほのぼのした。

 

〚いざ行かん〛

そして問題のギリギリやってるかやってないかのホテルへ。

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途中看板を見つけて爆笑。昨日は暗くて分からなかったかもね、と。いい看板です。f:id:sakamotwin:20221026230121j:image
昼間でも不安になる道のりを来て再会!f:id:sakamotwin:20221026230216j:image

車の窓から様子を伺う。

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空いている部屋があるので行きます!

 


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はい!最高でした!

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こちらもチンチラ風の赤い壁で重厚感のある部屋です。

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ステンレスの浴槽だ〜!

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湯葉より薄いラブホのガウン(本当に薄かった)

 

予想以上の部屋に出会いテンションは爆上がりです。

退室時もう一つの部屋も料金を払うので入ってもいいですかと伺うといいよとのことだったので入室。

 

はわはわしちゃう良さなので火サスごっこも。
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レンタルDVD?
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赤×ステンレス浴槽最高すぎやしませんか。
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とにかく空間と色の使い方が秀逸でいい時代をそのまま閉じ込めて令和まで残ってきたホテルだと思います。
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枕は猫ちゃんわんちゃん柄。
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帰る頃には夜になりかけていて
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なかなか来られないような場所の移ろいを見るとどんな思いしてでもまた来たいと思ってしまうのです。

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そして夜を走る!

 

〚人里下りて〛

今回の北海道旅行で海鮮は食べられそうにもないためラーメンだけは食べておきたいと思っていた。


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ので!ラーメン餃子!

肝心のラーメンはとり忘れましたが!

旅先のラーメンは正義。

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帰り、「浅草に行ってきてお客さんにお土産配ってるの」と小さなお煎餅をいただく。ここまでくると東京がまるて遠くに感じられ特別なものをいただいた気分になった。

 

近くにSEIYUでもJASCOでもない、SAIJYOがあった。何なんだろう。営業時間に来ていたら入ってみたかった。
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〚そしてまたそれぞれの夜を〛

今日も無事3食食べられた安心感に包まれて那部さんはラブホ、私はビジホに泊まる。

セイコーマートに寄って買い物をし、那部さんが泊まる部屋をちらっと拝見。

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いい夜になりそうです。

 

ビジホに戻り、夜の街を少し歩く。f:id:sakamotwin:20221026235014j:image

いい街並み。
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ビジホのコインランドリーで洗濯を回している間、大浴場でのんびり入浴。風呂上がりに炭酸飲料を飲んで本日終了。

 

明日は150㌔以上の大移動です。今回の旅で1番の山場。タイトなスケジュールも重なり緊張感に包まれる前日の夜です。果たして無事稚内にたどり着けるのか!続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1日目はこちら↓


北の大地が仕掛けてくる 1日目 - ここから先は私のペースで失礼いたします

北の大地が仕掛けてくる 1日目

言葉にすると叶うこともあるというのならこの旅はまるでそれだった。

私は最北端の土地に興味があった。暖かい気候の地域の陽気さより、寒い地域の気を張って生きないと自然に負けてしまうあのシンとした空気に寂しさとたくましさが入り混じった雰囲気が好きだ。そんな土地に佇むラブホテルを1度この目で見てみたかったのである。

 

〚北海道へ行こう〛

ちょうど1年前、ラブホテル写真家の那部さん(普段はシオンちゃんと呼んでいる)インスタアカウントはこちらhttps://instagram.com/ayuminabe?igshid=YmMyMTA2M2Y=

とやりとりをしていて

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北海道に気になるラブホがあったのだが、私の行きたい稚内と合わせると総移動距離が300㌔を越えそうであり3泊しないと難しいのではという結論に至った。その話が出た時点で10月の中頃。以後北海道は雪に包まれる。関東のちょっとした積雪で寒いだヤバいだ騒いでいる平野民からしてみたら危険な時期である。一旦春が来るのを待つことにした。飛行機代もクソ高いが安全をとり雪のない時期に訪問することを選ぶ。 

 

〚今年の夏はおかしかった〛

北海道の夏が涼しいとはいえ、関東は40℃に迫る暑さが続きとても遠出する気力体力はなかった。とりあえず遠征もこの気温が落ち着いてからでないと、ということで9月ようやっと気温が落ち着いた頃遠征を決めた。

もともと10月に予定を合わせていてあとはどこに行くかを決めるだけだったので、他の地域と悩みながら那部さんの推す北海道に行くことになった。

 

 

〚北の大地が仕掛けてくる〛

北海道行きが確定したのが訪問の3週間前。そこからは怒涛のスケジュール調整や手配となった。タイトめな3泊4日北海道旅。課題はいくつかあった。

 

 

〚生きて帰れるのか?〛

課題1 長距離移動

普段運転をしないので長距離運転に強い不安がある。特に3日目は150㌔以上移動予定で、途中トイレは?食事は?ガソリンはもつのか?等いろんな不安が雪だるまのようにふくれていく。

北海道に住んでいたことのある人に聞くと「なんにもないよ」と口を揃えて言う。最悪野トイレを覚悟したがグーグルマップを見るとコンビニがところどころあり安心した。

セイコーマートというローカルコンビニへの賛辞も何件か聞いたので少しワクワクする。

 

課題2 野生動物の出現。

ゴールデンカムイを読み込んで北海道へのイメージとしてナチュラルに熊が出るが植え付けられている。この時期は冬眠前て気が立っているとか人里におりてくるとか、危険さマシマシじゃんという状況。なるべく人気のない外には出ない、を徹底し20%くらいは死を覚悟する。

熊だけでなく鹿も。夜はハイビームで車を走らせろと助言を受け生唾を飲み込みながら頷いた。

 

課題3 寒暖差

関東が10月だというのに29℃を叩きだした数日後には最高気温15℃あるかないかの地域に旅立つのである。寒暖差で自律神経が終わりそう。

そして帰る日にはまた夏日だという。何を着ればいいのか。何を持っていけばいいのか。仕方ないのでユニクロのウルトラライトダウンを買った。軽くてありがたい。リュックも35リットルのものにしとにかく防寒具と帰る日の夏ワンピを詰め込んだ。着るものを選ぶのにも苦戦するとは。北の大地が仕掛けてくる。趣味の火曜サスペンスごっこの衣装を含めるとパツパツになったリュックは軽く7㎏を越える。

首肩がやられないよう2週間前から肩の筋トレを始めた。

 

課題4 食べ物

北海道といったら海鮮や乳製品だろう。新米の季節だしたらふくご飯を食べたいところである。が、腹弱民としては牛乳コップ1/2ほどで腹を壊し、ウニなどの海鮮でも腹を壊す。トイレもあるかないかわからない移動‥「向こうでは乳製品と海鮮は食べません!」と涙ながらに宣言したという。本当はウニとか大好きなのだが。


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※これは旅館の朝食で出た牛乳。思わず身構えた。

 

 

課題5 飛行機

トイレに行けない状況に置かれることが何よりの不安になるので飛行機は苦手。揺れるし。ここは飛行機に乗らないとどうしようもないので腹をくくるしかない。

 

課題6 行きたいラブホがやっていない可能性

これは仕方ない。やっててくれと祈る気持ちで向かうのみである。

 

課題7 突然の和歌水解体

あの名連れ込み宿、和歌水が閉業となった。突然の知らせに最後訪問する間もなく解体工事が始まった。

↓和歌水に行ったときのブログ

https://sakamotwin.hatenablog.com/entry/2019/06/11/224332

何度かお邪魔して色んな部屋を見たかったけど近いからとそれを怠った自分の落ち度なので悔やまれる。

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準備そっちのけで和歌水解に行くと足場が組まれておりそっと別れを告げてきた。好きでも寄り添えないもののほうが多く無力感を抱えて北海道へ旅立つのはある意味傷心旅行のようなものである。

 

 

〚出発当日〛

夕方のフライトとなり、旭川への到着は夜。

旅の支度をしながら強まる雨風に飛行機揺れるだろうなと不安を募らせる。うちの猫ちゃんたちはソワソワするねねを見るも稼働させたストーブの前でとろけていた。旅は楽しいけども出かける前の億劫さも多少はあるのでゴロゴロする猫ちゃんたちが羨ましくもあった。


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羽田で那部さんと合流し、和歌水解体の話や北海道での動きの再確認をした。人と話すと不安が紛れるので同じ目的の人の存在はありがたい。

 

出発ロビーで「気流の関係で揺れることが予想されます」と何度もアナウンスされたので酔い止めを飲んでおいた。悪天候で滑走路が1本しか使えないとのことで出発は遅れたし飛行機もそこそこ揺れた。揺れる密室は精神的負担が大きかったがなんとか耐え無事に旭川空港に到着した。


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さてここから愉快なドライブ(仮)の始まりである。

旭川から100㌔近く移動し最初で最大の目的地、とあるラブホへ向かう。

 

 

〚愉快なドライブ〛

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(撮影那部さん)

旭川空港を出発してから10分もしないうちに舗装工事をしている砂利道を走ることに。小石がパチパチと弾ける音がする。北海道は交通インフラに力を入れていると聞いていたがまさか初手からこんな砂利道を走ることになるとは思わなかった。

「大丈夫?これ!大丈夫!?」とレンタカーの傷の心配をしながら走る。北の大地の洗礼を受けている。不安よりも愉快だなと思い始めた。多分ちょぴっと脳内麻薬が出ていたんだと思う。少し走ると普通の車道になり落ち着きを取り戻した。

 

 

〚そこにホテルはあるのか〛

お目当てのホテルの前に翌日巡る予定のホテルの夜の外観だけでも見ておこうと横道にそれた。看板もなく対向車もなく真っ暗な世界。f:id:sakamotwin:20221023135826j:image

カーナビは進めと言うが、正直引き返したほうが良いレベルのなにもなさ。牧場や資材置き場すらない、ただのなだらかな山道だ。野生動物の出現と本当にここにホテルがあるのか、という不安が車内を包む。

「これ、本当にあるかな」

「やってなくても仕方ないよね」

「ねえ、もうそろそろ着きそうなんだけどなんの看板もないよ」

「明かりすら見えなくない?」

「雲行き怪しいねぇ」

 

と話していると突然それは現れた。f:id:sakamotwin:20221023140859j:image
(これは翌日訪問したときの写真なのでだいぶ空が明るいが初日ついたときはもっと暗かった)

 

「電気が‥ついてる!やってる!」

「やったーーー!

「待ってろーー!明日くるぞーーー!」

 

と車内がめちゃくちゃ盛り上がった。そりゃ街灯にとつない真っ暗闇を進み希望の光が灯っていたのだから。舞台が暗転したようなまぶしさだった。

 

時刻は22時近くとなり余韻に浸る間もなく目的のラブホへ行こうとした矢先、車を横切る50cm以下の4足歩行のなにか。

「うさぎだーーー!」

一瞬にして横切ったため轢かずにすんでよかった。

ぱっと見だが、多分夏毛のエゾウサギなのではないか。

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画像はWikipediaより。

かわいいと思う間もなく闇に消えてしまったが北の大地が仕掛けてくる。旭川動物園に行かなくても動物が見られたので得した気分だ。

 

 

盛り上がりを見せる北の大地の夜。

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撮影那部さん

 

踏切待ちする車も通過する列車もない。

途中墓地群にも出会い恐ろしさもあったが、手厚い歓迎じゃんもはやネタだねと軽く笑えるくらいには先のラブホが営業していたことやうさぎの出現に気を大きくしていた。


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そうしてたどり着いたお目当てのラブホ。

ここまで長かった‥けどやっとたどり着けた‥


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さぁいよいよ!
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うわーーーー‥

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最高だ!!

よく来たねと歓迎されているような部屋だった。

 

手を取り合って喜んだ。でも感動に浸ってる場合ではない。急いで撮影し、那部さんをおいてねねはビジホへ向かう。

 

なぜビジホに泊まるかというと

  • 朝食がある
  • 大浴場がある
  • コインランドリーがある
  • 空調システムが安定している
  • 外出が気ままにできる
  • 安心感がある

という理由からである。

2年前青森へ行ったとき、某ラブホに宿泊して極寒だったと翌朝疲労コンバインで再開した那部さんの顔が忘れられないのもある。

そのときの那部さんの手記↓

宇宙船で夢の城へ【青森県十和田市】夢の城 13号室 - 愛欲空間 -昭和レトロなラブホテル探訪-

 

山道から市街地へ向かいやっと人里に下りてきた気分。

街の中心にはスナックが立ち並び、ごきげんに歌う人たちの声が漏れてきた。
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〚こんばんは、おやすみ〛

ホテルについたのは23時頃。

荷物を整理して達成感と披露でお疲れ気味の胃に納豆巻き(旅先での貴重なタンパク源)を詰め込み大浴場を独占し眠りにつく。高揚していてとても眠れそうな気分ではなかったが楽しい夜だったなと目を閉じた。

ふと脳裏に浮かんだのは

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シャイニングみたいなラブホのトイレだった。いい夜になりそうだ。

 

 

2日目に続く。

 

 

ホテルふじ201号室に潜入

北へ北へと車を走らせ日本海が見えてくる頃に突然現れる最果て地のホテルふじ。

 


ホテル ふじ (フジ)|北海道 稚内市|ハッピーホテル 

 

カーナビで目的地と設定しないと気づかないような静かな場所にある。日本海を目の前に佇み、船がホテル前にあるのになんの違和感もなかった。
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遠目に見ると営業しているのかよくわからなかったが、一番手前のお部屋のシャッターが空いており入ることにした。

お部屋写真などの案内はなく全6室のこじんまりとしたホテルである。

駐車したのち、シャッタースイッチを押すとシャッターが降りる。

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車止めの奥から入室する。いつだってこの瞬間は期待と緊張でドキドキするのだ。なんたって情報のない未知のホテルなのだから。
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1階が駐車スペースで2階が客室である。階段の上のイルミネーションが日差しの薄い北の大地を少しでも明るく照らそうという心遣いのように見えた。

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自動精算機が導入されていて誰にも会わずにホテルを利用できる。
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お部屋に入るととてもきれいなホテルといった印象。

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アーバンな気分でしょ?
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ホテルふじのベッドパネル、いいですね。
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ティッシュケースが埋込式なのは初めて見ました。
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ぴょこ

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窓を開けると

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遠くに利尻富士が見える。

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誰も通る気配もなくただただ静かな海を眺めるためだけにここに来てもいいくらいの絶景である。
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ケトルや電子レンジもあるのでとても過ごしやすい。

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パネルヒーターがあるのは雪国ならではでしょうね。エアコンだけじゃ凌げない寒さになるのでしょう。

ガウンもやや厚めの生地です。
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くつろぎスペースもしっかり確保され広さがあっていいホテル。
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他のおへやはお部屋はこんな感じらしいです。
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ライターはホテル名入のではないですが色がいいですね。

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シンプルなお部屋の中に凝った照明がきらりと光ります。
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浴室のタクシー群の壁は謎でしたが、
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普通に使いやすい浴室です。
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洗面所も
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お手洗いもきれい。

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万人に使いやすいホテルだと思います。
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今どきラブホかと思えばお正月飾りみたいな一手間があるところに温もりを感じたり。
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長い靴べらがあったり昭和要素がちらほらあります。
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自動精算機で会計するとシャッターが上がり車に乗って帰れます。

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名残惜しくて振り向くと隣の部屋のシャッターが空いていました。
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冬はどんな景色になるのか想像もつかないけど、また来たくなるホテルです。厳しい冬もどうか変わらずあってほしい。

 

2022年10月訪問

 

赤い風船103号室に潜入

クリスマスに天の川が流れるとしたらきっとこんな色だと思う。そんなイルミネーションのお部屋、ホテル赤い風船103号室。
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https://happyhotel.jp/hotels/600362

HPでは赤い風船怪盗ルビーと出てくるのが、道を挟んで赤い風船と怪盗ルビーにわかれている戸建形式のホテルである。

ホテルに続く道が細い砂利道なので運転はどうぞお気をつけて。
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ドキドキしながら赤い風船へ。f:id:sakamotwin:20221002224309j:image

丸いベッドのお部屋がいいなと103号室に入室。


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扉を開けて「あ、メリークリスマス」と思ったのは私だけだはないはず。
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ごきげんな夜が始まる気分になるでしょう。
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扉には懐かしのドアノブカバー。
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ガラステーブルに映る天の川。
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先に洗面所のご紹介。
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カーテンをかけてはいるけど、
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ガラス窓のスケスケバスルーム。
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みなさんお好きでしょう?


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このアーバンな感じがたまりませんね。

 

バスタブが斜めに設置されていてスペースのとり方がおもしろいです。
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涼しい地域なのだけどシーブリーズがある!熱くなったお二人にはちょうどいいのかもしれません。
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湯沸かし器、このタイプは懐かしくってしばらく見惚れてしまいました。

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昭和ラブホで懐かしいものを見つけてノスタルジックな気分になることはたまにあります。
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平成みのある水まわり。
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くつろぎスペースにはお茶セットと
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大人の自販機。
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なぜここに来たかアンケートにはもちろんお部屋の美しさを見たかったからと答えております。
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さて、ベッドの横にあるスケベな椅子が気になっていると思います。
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こちら、センシャルチェアというらしいです。
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どこかで見かけたらこのように使っていただくといいかもしれません。

 

照明を調節するとほら天の川。
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あぁ絶景かな。
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ベッド周りの鏡に反射して延々と光の道が続くのでとてもロマンチックです。

 

細長い鏡が何枚も合わさっているので独特な反射が楽しいですね。
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ティッシュ箱まで赤い。
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リネンケースもガウンもとてもかわいいです。男性用は青だったかな。女性用のピンクのガウンは着たらウキウキしちゃいそう。
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ムーディーな雰囲気を崩さず広々とくつろぎスペースのある空間使いのうまいお部屋ですね。f:id:sakamotwin:20221002230442j:image

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どうやっても鏡に写り込んで写真を撮るのが難しいけどやはり鏡張りの部屋はとてもいいですね。キラキラしてる。
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日常や平凡さを捨ててギラギラに飛び込みたいときにこういう光り輝く場所が必要なのです。

ベッドに寝そべり天の川を見たらまた明日からも頑張ろって思える。

 

2022年9月訪問

 

翁美家旅館に潜入

2022年夏も駒込の江戸駒や錦糸町の明日香村が閉業という知らせを聞き、古き良き空間のひとつの時代の終わりに立ち会っているのだと寂しさと焦燥感で頭がごちゃごちゃになった。できれば形そのまま残ってほしいものだが時代の流れを考えれば難しいことくらいわかるのでこれ以上は何も言わない。

 

横須賀には性愛空間としての役目を終え、旅館として営業を続けている扇美屋旅館という宿泊施設があると、『知の冒険』というブログで知った。


横須賀にある元連れ込み宿の「翁美家旅館」に突撃!

(こちらの中の人は博物館巡りもされており「世にも奇妙な博物館」という本を出版されている。とてもおもしろい本なのでおすすめ!https://twitter.com/chinobouken1?t=2toS7_Cj2_v9EQNm4KmMvQ&s=09 )

 

連れ込み宿としての面影も残しているようなので早速行ってみることにした。じゃらんから予約して😊

https://www.jalan.net/yad397000/?screenId=UWW3101&smlCd=140502&distCd=01&yadoDetailMode=1&stayYear=&stayMonth=&stayDay=&dateUndecided=1&roomCount=1&roomCrack=000000

 

到着が夜だったので暗い外観ですが、いい看板ですね。
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いざ入場。
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入り口の1P2Pの看板が好き。

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玄関で靴を脱いでお宿の人に部屋まで案内してもらいます。

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入り口の扇天井がお見事。
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これを見られただけでも来たかいがあります。f:id:sakamotwin:20220909094237j:image

今回は1人部屋。
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ドレッサーがドンズバでタイプ。こういうのほしいです。
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クーラーもテレビも完備。古い建物ではありますが清掃も手が行き届いていて居心地がいいです。

同行のKマさんのお部屋。
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こちらも同設備。

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のちに女子会会場となります。ラブホの目覚めなど興味深い話をたくさんして楽しかった‼️

 

こちらは同行ラブホテル写真家の那部さんのお部屋。(ラブホ写真すごい人→  https://instagram.com/ayuminabe?igshid=YmMyMTA2M2Y=  )

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諸事情により大きなお部屋です。
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小上がりが渋い!
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ソファーがあってくつろげます。
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さて館内をみてみましょう。

談話室。漫画がたくさんあります。
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2階水道。
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お手洗いは鏡に映ってます。
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バス、トイレ、洗面所共用ですが混み合わず快適に使えました。

1階洗面所。
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このタイルが最高です。置いてあるシャンプー類は自由に使っていいそう。

 

こちらはお風呂。空いている時間に内鍵をかけて使います。プライバシーも確保され安心してゆったり入れる!
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壁の鯉のタイルや石風呂が最高ですね。
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旅館で風呂上がりにミルミル飲むとすべてのストレスが消滅されると言われています。
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館内は広く階段が何ヵ所かあるので迷路みたいで探索が楽しいです。

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入口に続く階段。
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招き猫。
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こういう手の凝った細工は家とは違う場所にいるという高揚感を助長させますね。
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翌朝の帰り際は名残惜しい。帰りたくないという気持ちにさせるのがうまいですね。
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旅館から徒歩10分もしないところに猿島行きの船着き場があるので、猿島も合わせてまた行きたいです。

 

灯りはずっとそのままでお願い。
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2022年9月訪問。

 

 

ホテル湖城閉業に寄せて

三重県の桑名に湖城というラブホテルがあった。2022年1月に閉業の知らせがありTwitterでは昭和ラブホが好きな人たちが困惑していた。

私も閉業前に一目見たいと思っていたのだが都合がつかず途方にくれていた。詳細は省くが縁あって閉業後解体前の湖城を見せてもらえることになりはじめましてとお別れの挨拶をしてきた。

 

真冬の晴天のなか初めて訪れる湖城は思っていたよりもあっさりと到着し、なぜ営業時に来なかったのか悔やまれるばかりであった。
「解体の準備が始まり足場が組まれてますよ」と聞いていた通り作業員の方が手際よく足場を組んでおり現実を突きつけられる。
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赤い看板が青空によく映えていた。f:id:sakamotwin:20220827232817j:image

中を案内していただく。
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貴重なバックヤードを通過し客室へ。f:id:sakamotwin:20220827233150j:image

バーカウンターのある部屋。
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布団はあげられていてこのまま解体するとのこと。
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珍しい形のベッドも家具たちも丸ごとなくなってしまうが私にはどうすることもできないのでただただ写真を撮りこの場の空気感を味わって忘れないようにするのみである。


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洗面所のアメニティを見ればお客さんのためにできることを一つ一つ丁寧にしてきたホテルだというのがわかる。
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最後の営業日を終え丁寧に畳まれた布団だってそんなスタッフさんたちの人柄が伝わってくる。
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各お部屋どこも趣が違いユニークなベッドたちが並ぶ。レトロさもありつつスタイリッシュな証明や壁の細工もありいいホテルだ。


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こちらは小さい部屋の方。特別室はまた後日ブログにしたいと思う。

撮った写真はひっそりと心のうちに留めておくつもりだったが、相次ぐ昭和ラブホの閉業にこんな場所もあったんだよと語りかけてくる写真たちがひとりで抱えるにはずいぶん重たい存在となってしまった。

閉業するには色んな理由があり止めることはできないし私個人にできることがあまりにもない無力感がつきまとう。こんな場所があるんだと知ってもらえれば少しは気持ちが軽くなるような気がしている。

 

ブログだと写真の画像が荒くなるのでTwitterのほうに写真をいくつかアップします。よろしければ合わせてご覧ください。

ホテル Q&P 208号室に潜入

大きな声では言えないが、独り占めしたい遊び場というのがある。誰の目にも触れずに気の済むまで遊びたい。大人なのでその願望を忘れたふりして生きていけるけど大人だからこそたまには羽目を外したほうがいい。メリーゴーランドに乗ってしばらくはしゃいでもいいですか。


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ここは大阪十三、ホテルQ&P208号室。

ピンクの差し色がファンシーなお部屋である。f:id:sakamotwin:20220819230350j:image

見慣れたねずみのキャラクターの壁紙。扉を開けると白馬が出迎えてくれる。

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ボタンはついているが現在は動かない。
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馬にまたがってみるだけでなんだか楽しくなってはしゃいでしまう。

 

陽気な遊園地のようではあるがれっきとしたラブホテルなのでベッドもきちんとある。
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なぜか真っ赤になる照明があり、ムーディーというかホラーというか「赤すぎてなんもみえねぇ」と笑える空間になった。
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ベッドヘッドで照明の調節をぱちぱちと。全照明を試してしまう性。
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リヤドロっぽいランプシェードと象。
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洗面所もピンクが差し色となっている。
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この蛇口のおしゃれさに敵うものなどない!
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お手洗い。
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浴室。

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全体的にメルヘンな感じ。

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お部屋との境にスケスケラメ窓がある。


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愉快で陽気な仲間たちが一緒に遊ぼうよと話しかけてくるがもうそろそろ現実に戻る時間なの。
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愉快さでしか救えない気持ちがわいてきたらまたここにくるね。

 

2022年5月訪問

 

 

 

※308号室のシャチとイルカのメリーゴーランドの部屋はこちらからどうぞ↓


ホテル Q&P 308号室に潜入 - ここから先は私のペースで失礼いたします


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