こんばんは、ねね(姉)です。
弾丸ひとり旅行記が続いております。本日は村上開新堂について。
http://www.murakami-kaishindo.jp/index.html
明治40年に開業した西洋菓子店です。京都市役所駅から徒歩5分ほどのところにあります。
特徴のあるレトロな店構えは昭和初期に建てられたものだそう。
この独特なショーウィンドウ。赤いサンシェード。白い壁。
床のさわやかで現代にはなかなかないデザインタイル。
レトロ建築マニアホイホイだと思いませんか?ねねは思いますしホイホイ釣られて入りました。
こういうレトロというか年代を感じさせる建物がいつまで残ってくれるか分からないので入れる建物ならどんどん入るべきだと思うのです。レトロな雰囲気に呑まれて溶けてしまいたいのです。
ショーケースにはロシアケーキが。
クッキーというには大きくケーキというには小さい、ならばこう呼ぼう、ロシアケーキと。
種類は多くはありませんが、手にとって慈しんで、明治からの激動の時代を形を残し駆け抜けてきたこのロシアケーキを買おうではありませんか。
うっ、うっあううううう。
ううっ、うううううう。
あ、すいません取り乱しました。ロマンが、歴史というロマンが脳みそをぐちゃぐちゃにして駆け抜けていったので。
たまにそういうこともあるので大丈夫です。
2017年に奥に喫茶室がオープンしたので、ゆっくりこの空間を楽しみたい方はぜひ。
ねねは喫茶室がオープンしたのをすっかり忘れて行きはぐってしまいました。(この後カフェアンデパンダンと六曜社に行くため)
天井からリボンが下がっているのたまらなくいいですね。電気も洒落たデザインで一つ一つの調度品に手が込んでいます。
あぁ古いんだなって、大切に長く使われているんだなって嬉しくなります。
壁木の焦げ茶色、年季の入ったこの色は美しいですよ。時間が作り上げた色味は愛でることしかできません。
ロシアケーキを箱入りに詰めることも可能ですが沢山買わなかったので今回は袋で。
以前箱入りのロシアケーキをホワイトデーに頂いたことがあるのですが、そのときは贈り物用だったからか真っ白い箱に真っ赤なリボンでハイカラなラッピングでした。あれは一生忘れられない頂き物で、箱に入ったロシアケーキを毎日1つずつ選んで幸せな気持ちになりながら食べたものです。
ねねは京都みやげは何がいい?と聞かれたら迷わず村上開新堂のロシアケーキを頼みますね。あとは六曜社のハウスブレンドの挽いたコーヒー豆。
紙袋もなかなか斬新なデザイン。
はい、ロシアケーキ!
レーズン!
チョコレート!
ぶどうジャムサンド!
どれもおいしいやつです。2~3週間日持ちするのもうれしいです。
お土産を手に入れ寺町通りをてくてく歩きます。途中またレトロな建物。
古ぅいね。
古ぅいね。
はい、京都市役所。
寺町通り界隈はレトロで溢れているのです。
アーケードをくぐると
本能寺があります。
もう少し行くと、スマート珈琲店(ホットケーキやサンドウィッチで有名)もあります。
1928ビルは寺町通りからちょっと外れますが徒歩圏内。
1928ビルの地下へ潜入~カフェアンデパンダン~ - ここから先は私のペースで失礼いたします
更には六曜社も徒歩圏内。
もうひとつおまけにマリベルという乙女心鷲掴みのショコラティエも1928ビルから徒歩3分!
マリベル京都本店でときめかない女子などいない - ここから先は私のペースで失礼いたします
どうですか?錦市場も近いですよ。
京都市内観光でレトロ建築とおいしいカフェ巡りデートなんていかがでしょう?多分この辺りを手を繋いで歩くのすごくいい思い出になるんじゃないですか?
ねねはもちろんひとりでGoogleマップの矢印に翻弄されながら不審者のようにうろうろしましたけど。とても楽しかったですよ。
京都市内観光で疲れた体に甘いおやつを、そんな京都さんぽのススメと幸せなロシアケーキの話でした。では。